沼津とっときの居酒屋、「いやま」



日本風の暖簾を潜ると、
「いらっしゃいませ!」
ママさんの明るい声が出迎える。

奥の部屋は、それ程広くない、12、3人がゆったり出来る。
大きな黒塗りの檜のテーブルに向かい畳の上にどっかりと膝を崩す。

一服もしないうちにママさんが「お通し」を運んでくる。
これがこの店の売り物の一つ、
毎日毎日、その時々の旬の素材、
こだわりの食材を工夫した親父の手作りだ、凝っている。
これだけでこの店に来た甲斐がある、美味しい。

現地から取り寄せた日本酒の銘酒が、大きなガラス窓付きの冷蔵庫に並んでいる。
全てに値段が明示されている、みんな、リーザブルな値段だ。

壁の一面にメニューのビラが張られている、不思議にけばけばしさが無い。
今まで食べて「美味しい」と思わないものは無い。
どれも、親父が心を込めて作っているのだ。
海の幸、山の幸に恵まれた沼津ならわでの食材、
親父自ら、丹念に丁寧に、河岸から仕入れてくる旬の素材に間違いが無い。
その素材に、長年培ってきた腕に縒りをかける。
「旬の素材を味わって貰いたい」
が親父のモットーなのだ。



感心するのは、ママと親父の応対振り、
何時行っても同じ清清しい笑顔が見られる。
一見も馴染みも同じ扱いだ。



ケバケバしい香水を付けた客は入れて貰えないので気をつけた方がいい。
料理の味を壊すからだ。



沼津駅より250m



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