Nさんから頂きました。2007.9.11

DAC1794−3+メモリーバッファーの製作

 

DAC1794-3(バグあり基板)がGetできたのでサブシステム用として製作することにしました。

 

★製作にあたっては

1 ケースは他の機器に使用されていたものを流用する。フロントパネルは家具用デコラ板を使用する。

2 DAC1794-3の電源部はアナログ用には低ノイズツェナーを採用し高音質化を図る。5V回路には2200μF/6.3Vの大容量OSコンを採用する。

3 DAC基板にはDALLの抵抗を採用しD/IはNS-1A(無誘導巻線159Ω)とする。また、DAC部は極力OSコンを採用する。

4 トランジスタは2SA872A、2SA640、2SC1222、2SC1775A、2SA1015、2SC1815、2SC3421、2SA1358を使用する

5 ケースの空スペースにメモリーバッファーを追加する。将来ASRCの搭載も可能とする。

6 メモリーバッファの出力周波数を44.1K、48Kおよび96KHzとしフロントからコントロール可能とする。

などとしました。

 

★製作した結果

 ・DAC1794のI/V終段トランジスタ電流はQ10,21が30mA,Q11,22が10mAとかなり多く放熱器をつけています。エミッタ抵抗を10Ω→20Ω程度に変更し減流する必要があるかもしれません。

  ケースに放熱用の穴を明けましたが方眼紙がズレ動いたようでかなり乱れています。

 ・差動合成回路のサーボは音質の関係から外していますがかなり安定しており出力端でDC±2mV以下に収まっています。

 ・メモリーバッファーのDAIを使わず1794側のものを使ってデジタル4入力としています。

 ・メモリーバッファー基板のCbはすべて表面実装タイプのOSコン(10μ/10V)に変更しました。

 

★音質の変化ですが

 主観なので各人違う評価になると思います

 (1)アナログ部のデスクリート化(OPA627APに比べて)     → ナチュラルで低域も充実  

 (2)メモリーバッファー追加               → 軽快な感じ広がりも出てくる(結構楽しい)

  (3)アナログ用電源部のツェナーダイオード低ノイズに交換 → 情報量が増して広がり感が増す  

 本質的にはPCM1794(バーブラウン)の個性に依存しており音質傾向(方向)はあくまでも延長線上だと思います。

 

★何時も使用している工具達です。

 (1)半田吸引器→パーツを基板から外すとき欠かせません。

 (2)トリーマ→プリント基板のパタンカットが数秒でできます。 

 (3)バリ取り→アルミ板など穴あけ後のバリ取りに便利です。

 (4)段付きリーマ(タケノコ)→丸穴を拡大するとき便利です。

 (5)その他は充電式ドリル、卓上ドリル、ジグソーなどを良く使います。

とのことです。いつもながら手早くかつケースの加工も済んでいるところが凄いです。
また、ちょうどいい塩梅のケースサイズがありましたね。
メモリバッファーのLED3は動作モニターにちょうど良いのでパネルにつけるといいかもですよ。








thermoさんからいただきました。2007.9.16

お気楽アンプ3+NON・NFB電源の構成です。
某所を参考にさせて頂き、電源に一寸投資してみました。
平滑部 47μF 460個使用です。(他も電解排除)
ツェナーは無しの 23V近辺。
フロントパネルは黒のアクリルです。
SW は後ろにメインSWとしました。(フロントはすっきりとしたかったので)
2パラ左右別電源構成も試したのですが、OFF時のノイズ・音の切れの良さ等々
現在の構成が一番満足できる物となりました。
(私の技術的部分&プラシーボももちろん有ると思いますが)
楽しませて頂けるのも基盤を提供して頂ける方々が在るからこそと
感謝しております。

とのことです。LM3886は先日のオフミでも活躍していましたが、優れた素子だと思います。
ちなみに、ケースを見たとき最初はPCタワーかと思いました(笑)。





大阪のt_takaさんからいただきました。2007.9.17

先日LM3886のお気楽アンプが完成したので写真を送付します。

ケースはタカチのMB-6です。
BTL構成で、基板を二段重ねしました。
上がLM3886アンプ、
下にあるのが外付けにした正負12V電源です。
いまはとりあえずSW電源で動かしています。
そのうち様子をみてトランスの電源に変更できるようにしました。

確かオペアンプはOP2604にすると高確率で発振とのことでしたが、
試しに取り付けてみると、無事動作しました。
最初はAD712というアナログデバイゼズのオペアンプを
取り付けていたのですが、
音を聴いていてもう少し高音部が欲しいかなと思ったので、
試しに交換しました。
音は、AD712の方も捨てがたいような気がして、少し様子見です。

このアンプを作る前は、
フィリップスのTDA1552Qアンプ -> TRIPATHデジタルアンプ
TA2020 と使っていました。
デジタルアンプと較べると、音はまるっきり違う傾向ですね。


とのことです。思わずバックの黒地(机の上?)に目がいってしまいました(なんだろう?)。
LM3886のお腹にも放熱板がついていますが、このあたりがこだわりですね。
ディジタルアンプは聞いたことないですが、最近流行ですし、それに地球環境にもやさしそうなので、
ちょっと気になるところではあります。




toshiさんからいただきました。 2007.9.18

メモリーバッファーの1794-3への搭載が完了しましたので投稿します。

1794-3との接続は、メモリーバッファー基板のDAI機能は使わず(大部分半田付
けしてしまいましたが(^^;))、1794ー3のDAI基板からLR、DT、BCK信号から取り
出す構成としました。ロジックには74VHC393を使用し、192kHZに挑戦することに
しました。
組み立ては、まるでSOP半田付道場で、文系事務職で手先の不器用な私には結構
つらかったです。
バラックで最初音出しの時、当初音が出ませんでした。制作技術に自信がないこ
とから、半田不良など時間をかけあちこち確認しましたが、原因は、パソコンか
らのデジタル信号を取り出す入出力端子を間違えて接続していたという、お粗末
なものでした。
順調に、44.1kHZ、48kHZ、96kHZと、音出しをクリアーしていったのですが、肝
心の192kHZの音源がありません。やむを得ず手持ちの96kHZの音を192kHZにPCの
ソフトを用いてアップコンバートした音源を使用し、動作確認を行いました(よ
いサンプルがあれば教えてください)。
メモリーバッファー基板の収納は、あまりよくはないと思いつつ、トランスの上
にかぶさる高床式となりました。DACの外見上(CDプレーヤーの下)の変化は、
デジタル信号の入力HZのセレクターがついただけですが、音は、すっきりとし、
音の分離がよくなりました。ワンランク上のDACになったという印象です。
7月の終わりから着手した、1794-3、お気楽アンプ3、メモリーバッファーが完
成し、少し季節外れですが、ようやく夏休みの宿題が終わったような気分です。


とのことです。VHC393に変更すれば192kHz対応になることを確認いただいてありがとうございます。
私も、石だけは買ったのですが、さすがにもう1枚組み立てる気力がわかなくて(笑)。






tadashinさんからいただきました。2007.9.24


電流帰還アンプBTL×2台

やっと完成しました。
ヒロさんの基板を使ったハイエンドパワーアンプ(のつもり)です。
構想から約1年、一番気を使ったのは飽きて、メゲて、嫌になってしまわないようにする事でした。

★良い音を出すために
1 メーカー製のハイエンドアンプに負けない強固なシャーシー構造にする。
  タカチHYケースの43-23を前後に2台つなげ、天板、底板は買い足して、すべて2重(4mm厚)+13mm厚
コーリアン×1〜3枚との複合構造で、重量は予定より10%増えて33kgでおさまりました。  

2 電源、ドライバー段の定電圧電源も含め、デュアルモノーラルアンプとする。
(アンバランス/バランス入力変換基板の電源のみ左右共通です。)

3 650Hz以下の低音用アンプなので、強力な電源と配線方法を確保する。
  2台作ったのは同信号をパラにいれて、ステレオアンプ1台で片側の38cmのツインウーファーを別個駆動する
ためです。その方が解像度が上がります。トランスはRSの25V/300VAで、ケミコンは若松にあった67V15,000u
を2個パラ使いで、配線はアコースティックリバイブの2.2mm×2.6mmの5N楕円単線を使っています。信号系は
若松の0.9mm金メッキテフロン被覆OFC線です。、

4 電源スイッチ(プロテクトスイッチ)以外、スイッチ、セレクター、リレーなど一切使わない。
  当然ミューティング回路とか、SP保護回路などはありません。アンバランス信号はRCAジャックから入って、
変換基板を通り、一旦キャノンコネクターから外に出ます。ジャンパーアダプターで、再び下のキャノンコネクターから内部に入り、BTLアンプを駆動します。背面の写真では右側のジャンパーアダプターをわざと外してあります。
ですからバランス信号を一番下のキャノンに入れた時には、シンプルな完全デュアルモノラルアンプになります。

5 ネジ類はすべてステンレスにする。
  半分は気休めですが、タカチのケースやブロックケミコンの止めネジも含め、真鍮や鉄ビスは一切使っていません。
更に基板の固定も、上下にテフロンワッシャーを挟んでいます。RSのトランスの止めネジも小さい方は6mm
大きい方は8mmのステンレスボルトで、ソルボセインと13mm厚のコーリアン円板でしっかり止めています。

6 AC電源は底面の外を通りフロント部のトランス直近で内部に引き込む。
  これは音質云々もそうですが、リアのアンプ部に通る隙間がなくなってしまったというのが一番の本音です。
シャーシ下部を通るACコードはオヤイデのTSUNAMIです。

アンプ基板は写真館21PAGEの中高音用アンプと、ケミコンがシルミックからセラファインに、2SK1529/2SJ200を2SK1530/2SJ201変えた以外は定数も含め、全く同じです。
これで理屈通りの配線をして、安定したBTL動作をしています。
私は回路設計は出来ないので、アンバランス/バランス入力変換基板はお気楽アンプ2の基板をカットして流用しました。R.さんに教えてもらい、R7、8、13、14には10pFのDM(発振防止用)をパラに入れ、R15、16、19、20の20kを100オームにしてそこからバランス信号を取り出しました。
OPアンプは2604と627BPデュアルを試しましたが、やはり音の素直さと繊細さで627BPデュアルにしました。

本稼動後2週間たちますが、音は物凄いです。中高音用アンプの持っていた、高解像度、ワイドレンジな音はそのままに、BTL化のせいか、僅かにあった硬さが全くなくなり、ローエンドが半オクターブ伸びました。
低域のタイトさと量感が両立して、今までにない解像度です。ボーカルの存在感、細かな息づかいなど、
これまで15年間愛用してきたNEC A-10XやSANSUI B-2301Lなどは比較対照にすらなりません。
かけた材料費の4〜5倍の価格の市販アンプの品位は出ていると思います。

● 失敗談
完成後、シャーシアースを一切取らないで、試しにポータブルMDプレーヤーとサブSPで音出しテストをしたら、
一発でOK。安心して本システムに設置し、チャンデバの出力をつないだら、見事に発振しました。
最初発振と思わず、ハムとバズがのったのかと思い、うっかりボリュームを上げたら、「ブォン」と言う音と共に片チャンが飛びました。直ぐスイッチを切って、調べたら1枚の基板のパワーFET(2SJ201)が飛んでいて導通状態、
エミッタ抵抗は溶断、SPコネクターに電源電圧そのままのDC30Vが出ています。替えのFETを買ってきて取り替えようと思ったら、なんとヒートシンクへの取り付けネジが、仮止めのままで、FETがヒートシンクに密着していません。
そりゃ飛びますよね。基板8枚、計16個のFETでそれだけ本締めしていませんでした。
ウーファーが業務用38cmということで取敢えずなんともありませんでしたが、もし柔なフルレンジシングルコーン辺りだったら危なかったかもしれません。
結局バランス入力とRCA入力のGNDをそれぞれシャーシーに1点アースをしたら発振は止まり、無事動きました。
「音の為に保護手段は何もとっていません」なんてカッコつけてもアマチュアアンプの高性能はリスクと背中合わせだという典型的見本です。皆さんも十分ご注意ください。

今までの良くも悪くもこってりして艶やかなJBLトーンが、電流帰還アンプ基板12枚のおかげで見事にハイスピード&ワイドレンジで現代的な音に生まれ変わりました。ヒロさんとR.さんにはただひたすら感謝あるのみです。
まだ製作にかかっていない他の頒布基板の山を脇に置いて、今の所音楽に没頭しています。

とのことです。ケース2個を1つに連結しても継ぎ目に違和感なく1体感がありますし、
電源部をふくめこの物量投入は圧巻です。物量だけでなくオールステンレスネジ化など
こだわりにも脱帽です。
これって写真でみても大きく見えますが、実物みたら「デカ!」って思うでしょうね。











Matsukataさんからいただきました。2007.9.24

メモリーバッファー搭載、DAC1794D-2が完成しましたので、ご報告させていただきます。

今回、頑張って4chフル入力仕様(同軸3、光1)にしました。
入力の切替は、フロントパネル右側のロータリースイッチで行います。
(左側は、メモリーバッファー基板の入力周波数切替用です)

ロータリースイッチは、アルプス製の2回路5接点を使用しました。
このロータリースイッチ、回した時のクリック感が非常に良いです。

4ch入力にするには、DAC1794D-2のDAIを使用する事になりますが、ヒロさんの
マニュアルどおりの作業で、問題なく動作しました。

ご参考までに、以下、部品構成です。

・平滑コン:ニッケミKMG、KME
・Di:ショットキーバリア(デジタル)、ファストリカバリ(アナログ)
・抵抗: フィリップス金皮 & デール NS-2B & CMF-55
・アナログ部コンデンサ:シーメンス & 松下フィルムコン
・オペアンプ:OPA134PA

まずバラックで組んで、メモリーバッファー有り無しの音の変化を確認しました。
最終的に、タカチのOS-70-32-23ケースに組み、現在慣らし運転中ですが、変な挙動もなく
素晴らしい音を奏でてます。
ただ、一点だけ気になる点が..
LM337のみ非常に熱くなります。
気になったので、ヒートシンクを2段重ねにし、底板に放熱用の穴を開けました。

メモリーバッファーですが、その効果に驚きました。
こんな素晴らしい機能をキットで提供いただき、ありがとうございます。

次は、いよいよDAC1794-3です。 ^^;)

以上、それでは。


とのことです。私もこういう構成で作ろうと思っていたのですが、先をこされちゃいました(笑)。
ケース内配線もきれいに整理されていて、ケースの外観も含めMatsukataさんのカラーだと
すぐにわかりますね。
しかしながらLM337の発熱は気になりますね。一番発熱が少なそうなところなのですが・・・・
IV用オペアンプが電流を結構消費しますので、そこそこ熱くはなりますから、通気は必要ですね。










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