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2002,5/4  AX後楽園大会ルポ


註:高倉仮面氏のルポは、「会場周辺の観光案内」と「試合そのもののルポ」のふたつが
絶妙に融合し構成されている。私は便宜上、前者のほうに重点を置きコーナーにおいているが
そこだけに注目するのはあまりにもったいないと言えよう。
両者ともにご注目いただきたい。ただし読者の便宜のため、実用性の高い観光案内を太字にした。


え〜、GWも終盤を迎え、
観戦記もラストスパートに入ります。
今回は『AX』の観戦記です。

『AX』は『SMACK GIRL』の看板選手だった星野 育蒔選手をエースに迎え、
DDTのスーパー宇宙パワー選手の正体であり、
ヒクソン・グレイシー選手とも対戦経験のある木村浩一郎選手が、
約一年前位に旗揚げした女子総合格闘技団体です。

…と、説明したところで、いつもなら団体の歴史やルールの説明をするのですが、
僕は『AX』については、実は上記以上の事は全く知りません(笑)。
『AX』は、興行としてはまだ2回しか開催してない上、
特に派手な興行を打っているわけでもないので、
特別に説明が必要な事項がない…とも言えるのですが。

まあ、この団体のスタイルには、僕自身ある程度の「憶測」がありました。
その「憶測」を確認しに行った…というのが、今回の観戦目的です。

ルール等は、観戦記中に記載しているので、そちらを参照してください。

では、観戦記です。

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12:00
時間ギリギリに後楽園ホールに到着。今日は『AX』を観戦する。

僕は4月に『SMACK GIRL』を観戦した。
格闘技団体として観に行ったのだが、そこで僕が観たのは「格闘キャバレー」だった。

こういう言い方をすると誤解を招きそうだが、勘違いしないで欲しい。
決して『SMACK GIRL』で行われている格闘技のレベルが低いとか、そういう事ではない。
…イヤ、正直な話、レベルの低い選手がいるのも確かなのだが、
メイン級ともなれば、やはり肩書きも一級品になっていたのは事実。

僕はむしろ、大会そのものの運営やマッチメイク等に「キャバレー」っぽい妖しさを感じたのだ。
普通の格闘技団体は「1vs3 ハンディキャップマッチ」とか、
「寝技限定バトルロイヤル」なんて、まず思いもつかないだろうしね。
そして、この「格闘キャバレー」という単語も、
別に『SMACK GIRL』を卑下する為の単語でもない事を僕は強調したいです。
この団体の方向性は、僕自身は嫌いではないしね。

ただ、ただですよ。
『SMACK GIRL』を見終えたときに、まず思ったのは、
「多分、『AX』は『SMACK GIRL』の『闘いを妖しくショーアップする方向性』を嫌って、
 『女性が純粋に格闘技をやる姿』を見せる団体として旗揚げしたんだろうなぁ。」
って事でした。まあ、『SMACK GIRL』を見た団体関係者から、
こういう考えの人が出てきても全然おかしくないでしょうしね。

んで、今日はそれを確かめに来たって訳です。

12:05
早速、チケット販売所へ向かう。
チケットは立ち見はなし、一番安いレギュラーシートが5000円。
スーパーシートは6000円。ロイヤルスーパーシートは10000円。

ハッキリ言って高い。『SMACK GIRL』と比べてもべらぼうに高い。
高いけど、チケットを買わないと観れない。仕方がなくレギュラーシートを購入する。

12:10
会場入りする。

『SMACK GIRL』もそうだったのだが、『AX』もパンフレットはなし。

ただ、『SMACK GIRL』は会場入りした瞬間に、
対戦カードとルール、選手の詳細情報を記載した用紙が配られたので、
こちらとしても「まあ、いいか。」となったのだが。

今日の『AX』では、そういったチラシ類は配られていなかった。
僕は観戦記を書く手前、選手の名前くらいは漢字で書きたいので、
「スイマセン、今日の対戦カードを記載した、
 パンフレット代わりになるものとかってありませんか?」
と聞いたところ、スタッフのおじさん、鳩が豆鉄砲を喰らったような顔。
「し、少々お待ちください」と裏方に消える。

…待たされる事、約2分。
「どうぞ。」と対戦カードが書かれたチラシをもらう。
チラシには対戦カードのみが記載されていて、
選手の詳細データや、ルールについては一切なし。

「おいおい、この『AXアマチュアルール』ってどんなルールだよ!?
 あれ?第2試合は『ブラジリアン柔術』としか書いてない。何だよ!?
 大体、『AX公式ルール』ってどんなルール!?」

色々と「予想通りだなぁ。」です。
「多分、『AX』の団体運営者って、格闘技に深く関わり過ぎていて、
 営業とか宣伝とか広報なんか一切やった事のない人なんだろうなぁ」

さらに「予想通りだなぁ。」です。今日の観客は300人程度か。
事前に宣伝もあまりなかったし、
『SMACK GIRL』に比べるとメディアの後ろ建てもないし、
まあ、こんなもんでしょうなぁ。
GWの観戦記の執筆疲れをほぐしつつ観戦開始。

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◎オープニング
選手が一人一人リングに上がっていく。
一番最初にリングに上がったのは、第一試合に出場する照井。
ここで北口正面を向かう照井。正面は反対でしょ。

『AX』は選手挨拶のリハなんかやってなさそうだよなぁ。

全選手入場。リングアナの挨拶。
「精一杯のご声援、宜しくお願いします。」
んで、選手は退場。

何にもする気がないなら、こんな事する必要はないです。
せめて、代表選手に挨拶くらいさせて下さい。

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さて、『AX公式ルール』について、僕の推測で記載。
・グラウンドによる一切の顔面への打撃を禁止。
・選手がグラウンド状態になると、レフェリーが「グラウンド」と宣言。
 ここから30秒以内に関節等を極められない場合はブレイクとなり、
スタンド状態からの再開となる。
・打撃によるダウンの概念は存在するが、関節によるロープエスケープ等はない。

ようは『SMACK GIRL』と同じですな。
アマチュア・ルールは、これにレガース&ヘッドギアを着用が加わった感じです。

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◎第一試合 AXアマチュアルール 5分×2R
○藤城 生美(154cm/54.5kg/クロスポイント) vs 照井 和瑛(167cm/62kg/フリー)●
[判定 3-0]

4月の『SMACK GIRL』では、
第一回『ROYAL SAMCK 2002』の最初の退場者になってしまった照井。
この試合にかける意気込みは如何に。

…と思ったが、今日は相手が悪かった。
身長では照井に全く及ばない藤城だが、
打撃戦ではストレートとミドルを照井にガンガン打ち込み、
組みついても首相撲からのヒザをガンガン叩き込む。
グラウンドになれば、さすがに柔道経験者として上にはなるが、
藤城に下から首を取られたり等、30秒間粘られブレイクになってしまう。
結局、1Rにミドルをボディに叩き込み、ダウンを奪った藤城が、
試合を終始優位に進めて勝利。

受付嬢では、プロの卵には勝てないよね。

◎第二試合 ブラジリアン柔術 7分1本勝負
○寺島 瑠依(164cm/62.0kg/PUREBRED大宮) vs 林 恵子(164cm/64.0kg/チーム・イチケン & ALIVE)●
[ポイント差 7-0]

え〜っ、試合の前にブラジリアン柔術について。
ルールについては僕も良くわからないです。
でも、ブラジリアン柔術でポイントになる所さえ抑えておけば、何とか観戦可能です。

相手からテイクダウンを奪ったり、
グラウンドから相手をスイープ(=リバーサル)したり(下の状態から上になる)、
ニー・イン・ザ・ベリー(ニー・オン・ザ・ベリー)になると、2ポイント加算されます。
グラウンドの状態で、相手からパス・ガードすると3ポイント加算。
相手からバックを取ったり、マウント(フロントでもバックでも)を奪うと4ポイント加算です。

詳しくは、
http://ww9.tiki.ne.jp/~akagikun/jiujitsu-rule.htm
でも読んでください。

んで試合…なのですが、はっきり言って一方的。
寺島はグラウンドで常に上になるように動き、林になにもさせない。
寺島が下になる場面もあったが、リバーサルで逆転、林は逆に寺島にポイントを許してしまう。
結局、二度のリバーサルと一度のパス・ガードを奪った寺島の勝利。

それにしても、ブラジリアン柔術って胴衣がほどけるとブレイクになったり、
コーナー際で両者が膠着すると、その状態のままレフリーが両者を引っ張って真ん中に戻したり。
僕の知らないルールがまだまだあるなぁ。

◎第三試合 AX公式ルール 5分×3R
○加藤 悦子(167cm/61.6kg/湘南格闘クラブ) vs 佐藤 歩(156cm/51.9kg/パレストラ福島)●
[判定 3-0]

加藤の入場曲はCAPTAIN JACKの「CAPTAIN JACK」。
いいよなぁ、この曲。アホだよなぁ。
対する佐藤の入場曲は、何と「宇宙刑事ギャバン」だ!
直撃世代の僕には懐かしかったが、佐藤はギャバンを知っているのか?
それにしても、加藤とならぶと佐藤は小さいなぁ。でもカワイイかも。

1R、佐藤は加藤に組み付き自らグラウンドになり、ボディに膝をつきたてたり、
佐藤は逆十字や足関節なども積極的に狙っていくのだが、
なかなか決まらず30秒でブレイクしてしまう。
また、首相撲からのヒザを食ってしまったり、
グラウンドで下から首を取られたりで、佐藤は油断ならない。

2Rになると、佐藤はスタンドで加藤のローやストレート、
首相撲からのヒザを食らったりで、イマイチいいところがない。
グラウンドでも下になったり、タックルを切られてそのままガブられる場面が目立ってきた。
グラウンドではさらに加藤のボディパンチを食らってしまう。
それでも何回か足関節を取ったり、タックルで倒してボディに膝を打ち込んだり、
下の体制からスイープしたりしているのだが、どうしても30秒に逃げられてしまう。

3Rでは、もはや両者の差は明らか。
佐藤がタックルに来ても、加藤はガブッてしまう。
マウントポジションまで奪われる場面も出てきてしまった。
さらにはストレートパンチや首相撲からのヒザがクリーンヒットしてしまう。
それでも、このラウンドでもスイープや足を取ったりで見せ場はあったのだが…。

判定は3−0で加藤。
『AX』様、佐藤にはもう少し体格の合う選手を当ててください。

第四試合 グラップリング・エキジビジョンマッチ フリータップ 5分1R
△藤井 恵(159cm/54kg/GIRL FIGHT AACC)
  vs
△Sayaka(ゴメン、聞きそびれました/GIRL FIGHTAACC)

某格闘技情報雑誌では「フジメグ」の名で有名な藤井。
生で観ても、さすがに雑誌に載るだけあって結構かわいい。
対するSayaka、某超有名アイドルの二世アイドルと同じ名前だが、
格闘技界のSayakaは、誠に残念ながらオッサン顔。

試合は、そのまんまのエキジビジョンでした。
腕を取ったり、脚を取ったりの極めっこ。
RINGS最終興行を観た人は、宇野vs高阪をそのまま思い出してもOKです。

ちなみに、この試合で奪い合ったポイントは、
フジメグ二本(飛びつき腕ひしぎ逆十字、アキレス腱固め)、
Sayaka三本(膝十字、フロント・ネックロック、
         ネックロック(グラウンドで上になり、首を抱えて折り曲げる方))。
ありゃ、フジメグ負けてるジャン。

ここで、フジメグの挨拶。
「この度、『AX』のリングに上がることが出来ました。ありがとうございます。」
この後、フジメグは自身の団体でアマチュアの女子格闘技大会を開催する事を発表。
「もっと多くの女性に、格闘技の楽しさを知って欲しいです。」
女性なのに、さりげなく凄い事を言っている気もするが、この人が言うと爽やかだ。

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ここで、10分休憩。

さて、第二試合の寺島の所属チームを見て、
「ひょっとして…」と思った方もいるかもしれませんが…。

ハイ、皆さんの予想通りです。
会場ではエンセン井上選手がウロウロしていました。戦争には参加できなかったのね。

そして、今日の試合のレフリー及びジャッジは、小林、三宅。レフリーは岡林。
リングドクターは中山先生。PRIDE裏方軍団勢ぞろい。

あっ、島田はいませんでした。
イヤ、島田がこんな女の園にいると…、ねぇ。

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第五試合 AX公式ルール 5分×3R
○久保田 有希(170cm/67.3kg/チーム荒武者) vs ドレイク 森松(163cm/81.7kg/フリー)●
[1R 1分23秒 腕ひしぎ逆十字固め]

4月の『SMACK GIRL』では、
女子レスラー崩れの選手3人を相手に大奮戦の末に勝利したプロレスラー森松。

しかし、今日は色々な意味で相手が悪い。
相手の久保田は、女子柔道でインターハイ2位、実業団柔道を経て総合入りしている実力者。
しかし相手が悪いという意味はそれだけではない。
170cmというスラリとした長身、髪の先を金に染めた髪の毛。
右腕だけは丸出しにしてある赤い全身コスチューム。
この久保田という選手、単純にカッコいい。それも、写真があれば見せたい位のカッコ良さだ。
これでは、ずん胴の森松は刺身のツマでしかなくなる。

試合開始、ローやストレート等打撃技を繰り出す久保田様、
しかし森松は組み付いていき、パワーでコーナーまで久保田様を押し込んでいく。
しかし森松何も出来ず、これはブレイク。

再び久保田様はストレートを出したが、またしても森松は組み付き、
久保田様を押し倒して上になる。
…いや、下から久保田様が腕を取ってる、逆十字だ!
ガッチリ決まった、タップする森松。
ああ、久保田様、勝ち方までカッコいい!
(注:高倉は、スタイリッシュなものにとことん弱いです)

勝った久保田様が勝利者インタビューに答える。
「これからもっともっと練習してがんばります。」
『AX』の次回大会は国際戦だが?の質問には、「…考えます」。
この人がまた出るなら、僕はまた『AX』観るかもなぁ、高いけど。

ちなみに、『久保田様』の勇姿を見たい方はこちらをクリック。
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/1429/

第六試合 AX公式ルール 5分×3R
○星野 育蒔(155cm/55.8kg/米里倶人満) vs 岡 裕美(153cm/55.8kg/フリー)●

今、女子格闘技界で最も旬な女、マァ★ティンこと星野の登場に会場が沸く。
『SMACK GIRL』時代は黒かった髪は、金髪になっていた。
ウェアの胸部にある星マークが印象的だ。

対する岡、4月の『SMACK GIRL』では今日のメインの辻になにもさせてもらえなかった。
今日は観客に何かインパクトを残せるか。
イヤ、もう僕は君の印象が焼きついたぞ。君は何気に「ボインちゃん」だな!

1Rから星野はフル・スロットル。引き込んだりタックルしたり投げたりで、
常に試合をグラウンドへ持ち込む。空手出身の岡は、グラウンドでは成す術なし。
星野はここからマウントやサイドを奪い逆十字を計3度に渡って狙うが、
30秒ルールに逃げられてしまう。
それでもこのラウンドを見る限り、星野の勝ちは動かないか?

2R、打撃戦から星野は組み付き、足を刈ってグラウンドへ岡を誘い、
サイド・ポジションを奪う…が、30秒逃げ切られブレイク。
スタンドから岡のミドルがクリーンヒットしたが、
星野はお構いなしのタックルでテイクダウンを奪い、
インサイド・ガードからサイドまでは奪うのだがここも30秒ルールに逃げられる。

尚も星野はタックルで岡を倒し、サイドを奪ってボディにヒザを叩き込む。30秒、ブレイク。
しかし、次の瞬間、岡のストレートがクリーンヒットする。
これで動きの悪くなった星野のタックルを切って、グラウンドでガブる岡。
星野がこれを逃れても、自ら先にスタンドになり猪木アリ状態に持ち込み、
寝ている星野の腿にローを叩き込む。

しかし下から足をかけて岡を倒した星野は、さらに組み付く岡を首投げで投げ、
さらには袈裟固め。これで岡がタップし、試合終了。マァ★ティン、劇勝だ!
セコンドと飛びつくように抱き合ってます。

さて、勝った星野のインタビューを聞こうとするが、
「ハァハァ、あのぉ、ハァハァ、練習していたことができんくてくやしいですっ!」
と大声で叫ぶマァ★ティン、なるほど、噂通りだね。
このあとも色々な事をしゃべったが、何せ間に入る息継ぎが大きいのと、
本人がいっぱいいっぱいなのを含めて、よく聞き取れませんでした。
でも聞こえてきたのは、「マァ★ティンも人間やから」とか、
「もっともっと練習して強くなります!」とか。

なるほどね。天然娘の看板に偽りはなかったけれど、
それ以前に、彼女は「頑張り屋さん」なんですね。
こういう人は、もっと応援したくなりますね。

第七試合 AX公式ルール 5分×3R
○辻 結花(157cm/54kg/闇愚羅) vs ジェット イズミ(153cm/55kg/Jネットワーク)●

ジェットには何故かキン肉マンから激励賞が渡された。
何故だ!?と思っていたら、入場曲が「キン肉マンのテーマ」だった。
対する辻の入場曲は、Queenの「Don't Stop Me Now」。
いつ聞いても、この曲はカッコいいですねぇ。

さて、4月の『SMACK GIRL』ではセミに出場した岡に何もさせず勝利した辻。
この一戦は、その辻とジェットの両者が対戦を望んで実現したカードなのだそうな。
勝つのはレスリングヨーロッパチャンピオンの辻か?
それとも打撃のスペシャリストであるジェットか?

1R序盤、辻のグラップルが爆発。タックルでジェットからテイクダウンを奪い、
スリーパーを狙ったり、逆十字を狙ったり。
いずれも30秒ルールに逃げられるが、今日も辻は調子が良さそうだ。
しかし、ラウンド中盤以降、ジェットはこのタックルを見切るようになる。
タックルに来た辻を何度もガブり、そのままグラウンドになると黙って30秒を待つ。
そしてスタンドの展開になると、得意のパンチを当てていく。
辻は、今日は難敵だねぇ。1Rはこの展開のまま終了。

2R、再び辻はタックルでテイクダウンを奪い逆十字を極めにかかるが、30秒。
二度目のタックルはハーフガードまでいくが、30秒。
三度目はパンチ合戦からのタックル、カウンターの前蹴りを食らいつつもテイクダウン。
サイドを奪い逆十字を狙うが、やはり30秒。
四度目…、ついにジェットにガブられた。この体制で30秒。
ここから、ジェットのミドルが辻にクリーンヒットするが、
辻は体ごと前蹴りで突っ込んでいき組み付き、強引にテイクダウン。
バックマウントを強引に奪うも、30秒。
五度目のタックル、これはテイクダウンに成功、
しかし下からジェットはガッチリとクロスガードで守りを固める。
そして、ここで2R終了のゴング。

3R、パンチ合戦から、辻が倒してグラウンド、ハーフガードまでで30秒。
辻はやっぱりタックルで、ジェットはこれガブッてしまう。
コーナーまで押し込むも、テイクダウンを奪えず30秒。
辻の二度目のタックル、インサイド、ハーフまでいったが30秒。
あきらめずに打撃戦、組み付いたがジェットがガブり、じっくり待って30秒。

と、3Rもここまではテンポ良く書けたが、ここでそのテンポを崩す波乱。
ジェットのストレートが、辻の顔面を打ち抜いたのだ。
足から崩れる辻。ダウンが取られ、カウントが進む。しかし、ここは何とか立ち上がったぞ。

フラフラになりながらも、辻はタックル。
そして、そのカウンターに前蹴りを合わせるジェット。
クリーンヒットだったが、辻は強引にテイクダウン。
しかし、下になったジェットから首を取られてしまう。
しかしこの体制は崩れてスタンド、今度は辻のパンチがヒットするも、
ジェットは辻を逆にテイクダウン、インサイドガードを奪うが…、ここでゴング。

判定は、ダウンはあったものの再三にわたってテイクダウンを奪った辻が2−1で勝利。
勝利者インタビューでも
「う〜ん、判定になってしまったのが納得いかないです。」とご不満の様子。
「次はKOか一本で勝ちたいです。」、僕もその姿が見たいねぇ。

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雑感:
ある程度の予想はしていたのですが、
『AX』は良くも悪くも『SMACK GIRL』より格闘技寄りの大会でした。

レベルの低い選手に対しては、アマチュアという線引きを行い、
公式ルール出場選手は、皆さん強豪でしたね。
反面、人に観せる気のない、『やる側』の為の大会運営等は、
いかにも格闘技の大会って感じでした。

個人的には、『SMACK GIRL』と『AX』の間くらいがちょうどいいのですが…、
なんとかなりませんかねぇ?

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以上、長文失礼

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