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★★★東京/渋谷 と新大阪での手術のアドバンテージ★
項目 わたしどもの取り組み
●相談に来られた人に
ゆっくりとした時間の中で
しっかりプレゼンテーション
できることが大切です。
1.手術以外の方法(塩化アルミニウム、ドライオニック)があること。まず、手術以外の方法を経験してみてください。
2.汗の量が多いレベル2,3の多汗症の人では、少しにじむくらいの発汗が術後長期間を経て戻ってくるかも知れませんが、代償性発汗、味覚性発汗を小さくし、乾きすぎない手を実現し、違和感の無い生活 を私どもは目指します。患者様の判断の余地 (すなわち 選択肢) 片側手術の後、残りの側の手術を受けるほうが良いかどうか(代償性発汗の程度をみて)患者様ご自身が 手術の結果を検証し 価値判断できる。(1年ほど経過をご覧下さい。)
納得した上で、残りの側の手術に同意するべきかどうか ゆっくり検討できる。
●代償性発汗(=反射性発汗とも呼ばれます)をミニマムにできるよう、交感神経節手術において切除部位の最適化にいつも努めています。レーザードップラー血流量計を手術中に使用し、どの交感神経節が最も病状に関係しているのかを個別に(患者様ごとに責任病巣は異なります) 検査し手術いたします。
●体験談のページをご覧下さい。
残りの片側の手術:その後の手のひら、顔面の汗の状況、代償性発汗の状況など 得られた個々の結果をもとに、手術方法を個別に再検討いたします。
●交感神経刺激試験(手術中の交感神経機能の評価)により、遮断する交感神経の量を減らすこと可能です。
手術中に交感神経システムをマイクロ・アンペアの微弱電流で刺激し直後の反応性の変化を指先のレーザードップラー血流量計で測定します。この刺激試験により遮断すべき交感神経節を同定いたします。
多汗症の程度(中等度、高度)、汗の部位(手のひら、顔面頭部などの部位別)によって多汗症の原因となっている交感神経節のレベルは異なります。個人差もあります。
この検査は手術中に必ず行います。
わたしどもは、現在まで通算6000回以上の手術を通じて、この検査の結果を統計的に処理し手術方法の改善を行って参りました。代償性発汗をなるべく少なくするように努力いたしております。代償性発汗=反射性発汗 上半身の減った汗の量が そのまま下半身に移動するのではありません。ご注意ください。
代償性発汗という表現が一般的に使用されてきました。英語ではCompensatory Sweating (CS) と最近まで呼ばれてきました。 夏場には下半身(主としてボディーと太ももの後ろ側、膝の後ろ側)の発汗が顕著になります。「上半身の汗がまとめて止まった分だけ、下半身の汗が増える」といった自動制御のような仕組みは残念ながら人体には全く備わっていません。気温の上昇によって反射的に発汗が激増してしまうのです。(既に欧米ではReflex sweatingという表現に改められています。「代償性」のメカニズムでは全くありません。)
●ご注意頂きたいこと → 今まで発汗していた(手のひらを含む)上半身からの汗が止まって、 その同じ量の汗が下半身に上乗せされるということではありません。
だからこそ、手術の最適化が重要なのです。
交感神経手術の最適化(遮断する部分、遮断方法など)については多汗症教室で詳しいご説明を行っております。 多汗症の重症度(汗の量)に応じて、交感神経の遮断部位を手術中の交感神経節刺激試験のデーターを元に、患者様個別にチェックし決定しています。
治療に対する
基本姿勢。まず、代償性発汗について理解して頂く必要がございます。私どもの側では 手のひら、顔面の多汗症などよりも術後の代償性発汗が逆にトラブルになる可能性があると考え、 治療後の具体的な症例のお話しを元に 十分なご説明を行います。その上で手術に同意するべきかどうかお考えください。 交換神経節切除術(原法)と現在の私どもの手術を比較して、それぞれの利害得失を丹念に繰り返し実際例を挙げてご説明しています。 日帰りの治療も可能です。
日帰り治療を保証するものではありませんが、6000例を超す手術件数で、(医学的な理由により)日帰りできなかった人は3人です。
術後、回復とともに 経口摂取が可能です。
しかも 片側の手術ですから、両側同時手術に比較して代償性発汗は小さくできます。片側手術の後、少なくとも1年(できれば数年)経過観察をお願いしております。その結果に満足できる人に対してのみ、残りの手術を担当いたしております。 ですが、さらに、2回目の手術後には、代償性発汗が増加することをご了承して頂き、残りの側の手術をお引き受けいたします。初回での両側同時手術はわたしどもは行っていません。
その他の事項。
わたしどもは、最善の方法を検討し、着実な成果を挙げてまいりました。
ですから、手術をご希望される人も、手術でのさまざまな利害得失を慎重に考慮し、
ご自身の判断で他のいろいろな手術以外の方法を試みて、それでも不自由で、満足できない場合に限り手術をご検討なさいますようお願い申し上げます。本邦において最も多くの経験と実績→手術数の通算6000例(1996年より2006年5月まで)を有しております。
●多汗症の手術の説明を医師から受ける際のご注意。
複数のお医者さんに出会って、それぞれの考え方や治療方針などを確かめることをお奨めいたします。 (医師によって基本的方針や患者様への対応がとても異なります。確かめたほうがよろしいでしょう。)
● さまざまな表現。
あなたが説明を受けた病院のこと。
1. 「代償性発汗は100人にひとり程度」 と言うのなら。 ←全員に代償性発汗が出ます。その程度はさまざまです。ですから、私どものクリニックでは、暑い夏場でもあまり気にならない程度にまで、あるいは日常生活やお仕事の支障にならない程度にまで代償性発汗を軽く小さくすることを目標に治療を行っています。
2. 「代償性発汗はあっても軽いですよ」 と言うのなら。 ←交感神経の両側同時手術でT2遮断を行えば、 もっときびしい人もいらっしゃいます。
3. 「ほとんどの人は満足しています」 と言うのなら。 ←手術方法の細かな点が異なってくると、予想外の結果になることもあります。手術方法の細かな点までは全国的に統一するのは不可能なのです。わたしどもはこれまでに、6000人(2006.5月)を治療し、その結果を治療に反映させています。
4. 「手のひらは乾けば乾くほど良い。」 と言うのなら。 ←交感神経を広範囲に遮断を行う病院の場合には、手術後に手のひらが乾きすぎるのです。手のひらの汗がまったくなくなることも不便なことがあります。 ボールペンで字が書きにくい、ドライバーでネジを回しにくい。などなど。手術に同意される場合は、以上のような事項に十分、注意して下さい。
項目
わたしどものクリニック
治療への取組み
★代償性発汗への取組み★
代償性発汗を小さくするための
取り組み日本内視鏡外科学会雑誌 2004年02月発行(Vol.9 No.1) ISSN 1344-6703 医学書院 定価(本体2700円+税)特集 胸腔鏡下交感神経遮断術の現況と展望
胸部交感神経切除術における手技の工夫とその利点 著:山本 英博・兼平 暁夫・岡田 昌義治療の説明
★多汗症教室におこしください。
土日もあり。明確な治療方針。
医師(山本・兼平)が2時間半ほどお話しします。
手術の打ち合わせ
すでに多汗症教室に出席頂いた人は、
お電話で調整いたします。
手術前の入院
不要です。検査は外来で済ませております。
手術後の入院
「不要です。」と言うよりも、皆さん術後すぐ
お帰りになります。夕食はご自宅で。
今に始まったことではなく1999年からです。
わたしどもでは当日の退院が普通であり
6000例以上の実績があります。
(2006.5月までに)
当院では同日退院を希望される人が
圧倒的多数でした。翌日の通院 通院は不要です。
(すぐご近所の人も含めて不要です。)
2mmサイズの脇の下の傷一カ所ですから
化膿することはありません。現在まで皆無です。抜糸
縫合が不要なので糸は使いません。
ですから抜糸はありません。費用 本邦で最も費用的に治療をうけやすい結果になっております。