南京事件の真実を検証する会設立趣意書
平成19年3月13日
南京陥落70周年の今年、アイリス・チャンの著書『ザ・レイプ
・オブ・南京』をベースにした「南京」映画が世界中で10本近く
もつくられます。中国の小・中学生が学ぶ歴史教科書では「南京大虐殺」が新たに12ページにもわたって書かれていると言われています。来年、2008年には北京オリンピックがあり、北京の抗日記念館を初めとする展示が世界中の人々に対する一大宣伝の場となることも確実です。その中心にあるのは南京事件です。
こうして、「南京」を利用した一連の反日キャンペーンが世界的スケールで展開されようとしています。米国下院における「従軍慰安婦」問題での対日非難決議の動向とも連動して,日本は未曾有の国難ともいうべき状況に直面しつつあります。
しかし,日本では過去10年間に,関係者の努力によって南京事件の研究は長足の進歩を遂げ,事件の実態と裏側の動きを含めた全貌がほぽ明らかになりました。ところが,残念ながら,それらの研究成果は未だ日本の各界の指導的な立場にある人々にも十分に理解されていないのが現状です。
他方、南京事件の「犠牲者数」については、日中歴史共同研究に関連する文脈で、中国側の研究者が「30万は政治的な数字であり、この数字にはこだわらない」という「方向転換」をしています。それによって「虐殺」自体はあったことを認めさせようとする狙いであることが読み取れます。
こうした中で,今最も重要なことは,まさに宣伝されているような「虐殺」があったのかなかったのかを,最新の研究成果に照らして厳密に検証し,広く普及することであると考えられます。
仕掛けられた情報戦に対しては、正確な知識で冷静に対処することが必要です。
こうした現状認識を共有する私たちは,ここに「南京事件を検証する会」を設立し,活動を開始することとしました。各方面の方々のご理解とご協力を賜りたく,設立宣言といたします。 |