大好き!五つ子5


第1回〜第5回

第1回 7月21日(月)  今年も始まりました、夏の風物詩「大好き!五つ子」 桜井家の掟である、食事の前のごあいさつ。「それではみなさんご一緒に…いただきます。」って言ってから食事が始まるのですが、パート5ではいきなり、みんなバラバラでの朝食…拓也は友だちとキャッチボールの約束があるからと、一人で急いで食べ始める。

 ママ:「やだもうこんな時間…ほら、ごはんもう出来てるわよ!」

    〜拓也登場〜
 拓也:「いただきます。」
 ママ:「はい…拓也、何をそんなに急いでんのよ、今日は早朝練習の日じゃ
     ないでしょ?」
 拓也:「なお君とキャッチボールの約束をしてるんだよ。明後日試合だから…」
 ママ:「えっ!?明後日試合なの? ママ聞いてないわよ!」
 拓也:「言わなかったっけ?」
 ママ:「聞いてないわよ!試合があるならちゃんと教えてよ!ホントに何も
     言ってくれないんだから・・・」
 拓也:「わかったよ!それよりママ、たまごまだ?約束に遅れちゃうよ。」

    〜美穂登場〜
 ママ:「美穂っ!本読むの後にしてさっさと支度しなさい!」
 美穂:「はいはいはいはいはい…」
 ママ:「美穂!!」
 拓也:「ママたまご!」
 ママ:「はいはい。」

    
〜慎吾登場〜
 慎吾:「ただいま〜。腹減ったぁ・・・」
 
拓也:「今日はどこまで走って来たの?」
 慎吾:「○水公園まで・・・ママ、ごはんごはん。」
 
ママ:「慎吾、ごはんより先にシャワー浴びてらっしゃい!汗だくじゃないの。」
 慎吾:「いいよ後で、また汗かくんだからさぁ。」
 ママ:「ダメよ、ほら早く。着替えはママが用意しといてあげるから。」
 慎吾:「もぅ!めんどくせぇなぁ!」
 
ママ:「脱いだら洗濯機入れとくのよ!」

    〜剛 登場〜
  剛 :「おしっこ おしっこ おしっこ…」
 ママ:「剛、今美穂が入ってるから。」
  剛 :「あー、漏れちゃう! 美穂 美穂早く!」
 ママ:「着替え 着替え…」
  剛 :(トイレのドアを叩きまくる)
 ママ:「剛、そんなに叩いたらドアが壊れちゃうわよぉ!」
  剛 :「だって美穂が出て来ないんだもん!」
 ママ:「美穂!朝はみんな忙しいんだから早く出て来なさい!」
 美穂:「トイレくらい自由に使わしてよ!」
 ママ:「…ったくもぅ! あっ、慎吾の着替え着替え…」

    〜紀香登場〜
 ママ:「やだ紀香まだ寝てたの?起きなさい、遅刻するわよ。」
 紀香:「ん〜…おはよう…」
 ママ:「おはようじゃないわよ何言ってるのよ!拓也なんてもうご飯食べてるわよ!」
 紀香:「ん〜…あーっ、もう7時半過ぎてる!何でもっと早く起こしてくれないのよ!」
 ママ:「何のために目覚まし時計ひとつずつ持ってんのよ。」

 拓也:「ごちそうさま。」
 ママ:「忘れ物ないわね。」
 拓也:「ないない、行ってきます。」
 ママ:「ほら、早くこれ着て。」
 慎吾:「え〜っ、これ? 今日は黄色の気分じゃねぇよ!」
 
ママ:「えーっ、もう美穂みたいな事いってないで早く着替えなさい!」
 慎吾:「今日1日気分悪いだろ!」
 
ママ:「慎吾!」

 紀香:「もぅ、ママのせいで遅刻しちゃうよ!」
 ママ:「なぁんでママのせいなのよっ!!」
 
 ってな具合に、朝から戦争状態!そして初回のメインはのんちゃん…「うさぎ当番だから。」って嘘をついて、みんなには内緒でダンスの練習をしている。慎吾はあいかわらず、寄り道をしているが、その帰り道のんちゃんも公園で遊んでいる所を目撃! でも空気の読めない慎吾は、夕食の時、今日も寄り道をしたと責められると、ついのんちゃんの秘密をバラしてしまう。
 その夜、おばあちゃんから借りてきたCDプレーヤーが大音響で響き渡り、パパとママが慌てて子ども部屋にやってくる。そこで、とうとう去年ダンスを踊って初めて「かっこいいね。」って言われて嬉しかった事。今ユニットを組んでダンスの練習をしている事をみんなに話す。みんなは笑顔で「かっこいい!」って騒いでいたが、桃子ママだけは一人難しい表情をしていた。
 
〜今日のひとこと〜
 でものんちゃん…CDプレーヤーのストップボタンくらいは知っておこうよ^^;


第2回 7月22日(火)  今日もあいかわらず寄り道をして、門限ギリギリの帰宅の慎吾。そしてそんな慎吾を心配する桃子ママとなだめる良介パパがが言い争いを始めてしまう。他の子どもたちは慎吾に謝るよう言うが、慎吾は謝ろうとしない。
 そんな時、小学校の教頭先生から、「慎吾と約束があるから。」と電話が…。美穂の「今頃補導されてたりして…」なぁーんて言うセリフに千絵子おばあちゃんは慌てふためく…そして玄関のチャイムが鳴り、教頭先生が…

 ママ:「あぁ、教頭先生。」
 教頭:「すみません、お宅にまで押しかけてしまって。あのぉ、慎吾くんはもう…」
 ママ:「すみません、それがあの〜…まだ帰ってなくて…」
 教頭:「あぁ、そうですかぁ…」
 ママ:(盆栽を見て)「教頭先生すいません!」
 教頭:「は?」
 ママ:「慎吾がその盆栽壊したんですよね?ホントに申し訳ありません。」
 教頭:「いえいえ、お母さん。そうじゃないんですよ。」
 ママ:「え?そうじゃないんですか? じゃあ慎吾は一体…」
 慎吾:「ただいま〜。」
 
ママ
:「慎吾!」
 教頭:「慎吾くん。」
 慎吾:「あっ、やっべぇ、約束忘れてた、先生ゴメン。」
 
ママ
:「何やってたの!びしょ濡れじゃない!!」
 教頭:「まぁまぁ、それより早く着替えなくちゃ。」
 慎吾:「うん、先生上がって待ってて。」

 
そして、慎吾が着替え、居間に来る。

 慎吾:「教頭先生、お待たせしました。」
 
ママ:「本当にすみません。教頭先生との約束を忘れるなんてどうしようもない
     わね!もっときちんと誤りなさい!!」
 慎吾:「ごめんなさい、教頭先生。」

 教頭:「あはは…いいよいいよ。」
 千絵子:「慎吾、どこ行ってたの?」
 慎吾:「神社のそばの川にボールおっことしちゃってさ。取りに行ったら
     滑っちゃったんだ。」
 
ママ:「大事な約束忘れて、そんな事してたの?」
 慎吾:「まぁね。」
 
ママ
:「まぁね じゃないわよ!!」
 教頭:「まぁまぁ、お母さん…所でどこもけがしなかった?」
 慎吾:「平気、平気…そんなに鈍くないからさぁ。」
 
ママ:「慎吾!」
 教頭:「あはは…早速だけど、いいかなぁ、慎吾くん。」
 慎吾:「いいよ…あっ、ママ…大平のおじいちゃんから手紙来てなかた?」
 
ママ:「あぁ、来てたわよ。」
 慎吾:「何だ、早く言ってよ。・・・これこれ!これを待ってたんだよ!教頭先生、
     これでバッチリだよ。剪定ばさみ持ってきた?」
 教頭:「あぁ、持って来たよ。」
 慎吾:「OK!じゃあ庭でやろ。」
 教頭:「じゃあ、ちょっと失礼します。」(2人庭へ行く)
 ママ:「慎吾!」
 千絵子:「盆栽なんかできんの?」
 拓也:「慎吾、盆栽博士だよ。」
 美穂:「そうよ、学校じゃあ有名よ。」
 ママ・千絵子:「えっ!?」
 慎吾:「先生あのね、バランス良くないよこれ…こっちばっかり切り過ぎだよ。」
 
教頭
:「あぁ・・・だけどこの新芽を切った方が、木のためにいいんだろ?」
 慎吾:「そうなんだけどさぁ、同じ方ばっか切っちゃダメだよ。大事 なのはバランス
     バランス。ほら、おじいちゃんも書いてあるでしょ? 『バランスじゃ』って。」
 
教頭:「あぁ、本当だ。」 (慎吾はさみで枝を切る。)
 千絵子:「うそ!!」
 教頭:「先日も慎吾くんの教えてくれたように葉がかりしたら、色艶の悪かったのが
     調子よくなりましてねぇ…ご近所のお年寄りも時々学校へ慎吾君を訪ねて
     みえるんですよ。」
 ママ:「慎吾をですか?」
 千絵子:「へぇ〜…」
 慎吾:「大平のおじいちゃんに手紙で教えてもらってるんだよ。先生もやってみて。」
 
教頭:「よぉし…パチン(枝を切る)」
 慎吾:「あっ、先生ダメだよ。新しい芽を切っちゃったらもう芽は出なくなっちゃうん
     だよ!わかった?」
 
教頭
:「あぁ、なるほど…はい、わかりました。」

 慎吾がいつも寄り道していたのは、近所のお年寄りの家に盆栽の手入れをしていたのだった。でも、まだ解決していない問題が…なぜ教頭先生との約束を忘れてたかと言うと、実は慎吾は次の試合のメンバーからはずされたのだった。でも慎吾は教頭先生との盆栽の手入れで、「サッカーも大事なのはバランスなんだ。」って事に気がついた。またひとつ成長した慎吾だった。

 〜今日のひとこと〜
 教頭先生、ちょっとあつかましかないかい?

第3回 7月23日(水)  最初、慎吾が昼寝をしているかのような場面からのスタート。拓也と剛が何やら目で合図をして、慎吾を運び出そうとするが、重いので(!?)思わず頭の方を持ってた剛が、落としてしまい、思わず慎吾が「痛ってぇ…。」と声を出してしまう…。
実はそれは美穂が推理小説で殺人のトリックを考えるのに協力させられていたのだ。
 そこへ鎌倉の恵おばさんと亜理沙がやって来た。 亜理沙は、まもなく3人目の子供が生まれる事についての相談を美穂にする。亜理沙に鎌倉での恵おばさんと良枝おばあちゃんの様子を聞いた美穂は、どこをどう考えたのか、鎌倉に恵おばさんを帰すと殺人事件が起きると言い出し、「女同士の話があるから。」とさっき部屋から追い出して、千絵子おばあちゃんの所にいる慎吾たちに紀香が電話をする。

 慎吾:「えーっっ!! 何言ってんの? わかんないよのんちゃん。」
 
紀香:「とにかく大変なの!このままだと殺人事件が起きるの。だから
     早く帰って来て。」

 慎吾:「殺人事件? また美穂が考えたんだろ?」
 
紀香:「そうじゃないの!恵おばさんが、鎌倉のおばあちゃんの事をすごく怒ってて
     このままじゃ殺しちゃうって…だから早く帰って来てよぉ、慎吾ぉ・・・」
 慎吾:「泣くなよのんちゃん…わかったよすぐに帰るから…じゃ。」
 
拓也:「のんちゃん泣いてるの?」
 
千絵子:「何があったの?」
 慎吾:「何かわかんないけど、帰る。ごちそうさま。」
 
千絵子:「気をつけてね。」
 拓也・剛:「ごちそうさま。」
 千絵子:「気をつけてよ。」

      
〜そして場面は子ども部屋〜
 拓也:「のんちゃん、どう言うことだよ!」
 慎吾:「何で恵おばさんが鎌倉のおばあちゃんを殺すんだよ!」
 
美穂:「し-っ! 声が大きいわよ!」
  剛 :「美穂トリックの考えすぎなんじゃない?」
 美穂:「違うわよ…あのね、ホントは今、恵おばさん、赤ちゃんなんか産みたく
     なかったのよ。」
 男3人
:「なんで?」
 美穂:「おばさん去年から外で働きたいってホームヘルパーの勉強してたでしょ。
     今赤ちゃんなんて産みたくなかったの。」
 拓也:「そんなこと言ったって、しょうがないじゃん。」
 美穂:「そうよしょうがないのよ!だけどおばあちゃんったらオーストラリア、
     オーストラリアって騒いでるでしょ?いくらおばさんでも頭に来るわよぉ…」
  剛 :「おばさん、別に機嫌良さそうだったけど…」
 慎吾:「さっきもわらってたし。」
 
美穂:「笑顔の裏にこそ秘密があるのよ。慎吾、あんた去年鎌倉で恵おばさんが
     泣いてるとこ見たんでしょ?」

 慎吾:「うん、見たよ…おばさん、すっげぇ泣いてた。」
 
美穂:「でしょ? おばさんそれくらい外で働きたいのよ。」
 慎吾:「そっかぁ…」 
 

 紀香:「あのね、鎌倉のおばあちゃん、恵おばさんのお産の予定日も覚えて
     ないんだって。」
 慎吾:「えっ、そうなの?」
 
美穂:「そうなのよ!もし今日恵おばさんが帰って、鎌倉のおばあちゃんが大事な
     出産予定日も忘れてるってわかったら恵おばさんどんな気持ちする?」

 慎吾:「むちゃくちゃ くやしい!」
 
紀香:「そうだよね。」
 
美穂:「他人だったらいいわよ。でもおばあちゃんが忘れてるのよ、信じてるおばあ
     ちゃんがよ。人って、愛が深ければ深い程憎しみが増すのよ。おばさん絶対
     爆発するわよ!」
  剛 :「恵おばさん、普段いっぱい我慢してるからなぁ…」
 亜理沙:「私パパとママがけんかして、お皿壊したの見た事ある。」
 慎吾:「マジ?」

 紀香:「やっぱり殺人事件が起きちゃうよ。」
 美穂:「とにかく、今日は恵おばさんを帰したらだめよ!もし帰したら鎌倉に
     血の雨が降るわよ!」
 亜理沙:「ママが殺人犯になっちゃう…」
 拓也:「バッカじゃないの?そんな事ある訳ないだろ?」
 美穂:「なんでよ!」

 と、拓也以外の4人はすっかり美穂に洗脳され、あの手この手で恵おばさんを引きとめようとするが、それも失敗。結局は、美穂の暴走だとわかり、一件落着。

 〜今日のひとこと〜
 さすが、頭脳明晰の拓也くん。美穂が書いた推理小説を3分の1読んだだけで、全部犯人がわかっちゃいましたね。
第4回 7月24日(木)  朝から何やら騒がしい子ども部屋。学校へ行く支度をしながら慎吾がダジャレを連発!それをうざったく見る拓也…。拓也は人に笑われる事が嫌らしい…。

 慎吾:「じゃあこれは、これ? ”くじらがホエール”」
   〜剛・紀香・美穂 大ウケ〜
 慎吾:「じゃあさ、もう一個、”朝食が食べれなくて超ショック〜”」
 紀香:「慎吾天才〜。」
  剛 :「笑える〜!」
 美穂:「じゃあこれは? ”校長先生 ゼッコウチョウ!”」
 拓也:「うるさいなぁ! 黙ってやれよ!!」
 紀香:「拓也おかしくないの?」
 拓也:「全然…何がおかしいの?」
  剛 :「拓也ってギャグ言わないもんねぇ。」
 慎吾:「拓也も何かおもしろいことでも言ってみろよ!」
 拓也:「やだよ!」
  剛 :「そんなこと言わないでさぁ。」
 美穂:「意外に拓也みたいなのが、超ヒット飛ばすかもよ。」
 紀香:「そう言うのあるある。」
 慎吾:「拓也、何かないの?」
 拓也:「…………”ラクダはラクだ…”」
 4人:「………。」
 美穂:「やっぱセンスないわ、拓也…」
 拓也:「だからそんなこと大嫌いだって言っただろ!」
 ママ:「ちょっとあんたたち、いつまでグズグズやってんのよ遅刻しちゃうわよ!
     さっさと用意して学校にGo!」
 美穂:「あ〜ぁ、朝からカリカリしちゃって、生活に余裕がない証拠ね…」
 ママ:「美穂!」
 慎吾:「準備OK!」
 
ママ:「ねぇ、ちゃんと確認したの?忘れ物多いんだから…」
 慎吾:「ちゃんとしたよ!完璧、完璧…剛行くぞ。」
 
剛 :「えーっ、ちょっと待ってよ。」
 拓也:「慎吾、ふでばこ忘れてるよ!」
 慎吾:「あーっ、やっべぇ〜!」
 
ママ:「ほ〜ら、だから言ったじゃない。」
 拓也:「朝からくだらないこと言ってるからだよ。」
 慎吾:「うっせぇーな! くだらないのは拓也のギャグだろ?」
 
剛 :「ラクダはラクだ…」(4人笑ってる)
 
美穂:「最っ低〜…」
 拓也:「笑うなよ!ギャグなんて嫌いだって言っただろ!」
 ママ:「もう止めなさい、朝から何やってんのよ!もう…」
 美穂:「のんちゃん、こんなつまらないのとうるさいのと一緒にいないで早く行こ。」
 ママ:「美穂! 誰がうるさいって?」
 美穂:「おーこわ…行ってきまぁ〜す。」
 
慎吾・剛・紀香:「行ってきまぁ〜す。」
 ママ:「ホントに忘れ物ないんでしょうね!!」
 ママ:「…拓也、行かないの?」
 拓也:「あいつらと一緒に行きたくないよ。」
 ママ:「遅刻しちゃうわよ?」
 拓也:「大丈夫だよ!遅刻しないようにちゃんと行くからさ。ほっといてよ!!」
 ママ:「あ〜そうですか、じゃあ勝手にしなさい…」
 拓也:「………」

 そしてその日の午後、慎吾に続き、拓也も学校から電話が…。拓也は「クリスタル・ファンタジー」というゲームを知らなかったと木村君に笑われてキレてケンカをしてしまったらしい。他の五つ子たちからも「学校に呼び出されてママがかわいそう。」とかって責められ、桃子ママの大きなため息を見た拓也は、桃子ママを心配しながらも千絵子おばあちゃんの家へ…そこへエジソン先生がやって来た。エジソン先生は落語の会からの帰り道に千絵子おばあちゃん家にシュークリームを持って寄ったのであったが。拓也は「落語」という言葉にすぐさま反応した。ママを笑わせようと、落語を教えて欲しいとエジソン先生にお願いする。そして落語をマスターした拓也は、ママを笑わせようとミニ寄席を始めるが、桃子ママは、拓也の落語を見て笑う所か泣き出してしまう。桃子ママが笑えなくなったのは、五つ子のみんなが成長し、大人になって、自分の世界を持ち始めている事に寂しさを感じているからだった。
 最後は涙、涙のシーンでした。

 〜今日のひとこと〜
 あたしは、子どもの頃、学校の用意は前の日の夜にしておくように、しつけられて来たんだけど、桜井家は朝するんだねぇ…まぁ、どっちが正しいかなんてわかんないけど^^

 あと、余談ではあるけど、関西人はダシャレっておもしろいとは思わないのよね…日々が漫才だから^^; 2人で会話してて、スキを見せるとボケられてしまうからね^^;
第5回 7月25日(金)  朝から元気がない剛。体の調子が悪いんじゃいかとみんなは心配するが、そうでもなさそう…。今日は終業式で恒例の通知表の報告会。通知票を見た桃子ママは剛の落ち込みの理由がわかった。

 慎吾:「あ〜ぁ、どうせ叱られるんだったら、さっさと叱られようぜ。」
 ママ:「はい。じゃあトップバッターは慎吾ね。…へぇ〜、”授業中に落ち着きが出て
     きました。”って先生、誉めて下さってるじゃない。」
 慎吾:「…(照れてる)」
 
ママ:「掃除当番もちゃんとやってるみたいね。随分進歩したわね。」
 慎吾:「一応ね、…でも成績落ちてごめんなさい。漢字はやります。」
 
ママ:「はい、では夏休み、漢字はやって下さい。」
 慎吾:「終わったぁ〜…あぁ、もう行ってもいいでしょ?」
 
ママ:「ダメよ、みんなが終わるまで一緒にいなさい。」
 慎吾:「え〜っ、なんで?」

 
ママ:「ホントに落ち着きが出てきたのかなぁ…さっ、美穂は…へぇ〜、漢字
     頑張ったわねぇ。去年からよく読書してるもんね。はい、この調子で
     2学期も頑張ってね。」
 美穂:「それだけ?」
 ママ:「あっ、言いたい事だったらまだ、いっくらでもあるわよぉ、去年確か算数は
     大変よくできましただったけど…」
 美穂:「あーっ、もういい、もういい! 次のんちゃん。」

 ママ:「はい、じゃあ紀香ね…あーっ、うさぎのお世話、先生も誉めて下さってる
     じゃない。”当番でない日も下級生を手伝ってるのはとても責任感がある”
     って。」
 紀香:「うさぎがお腹すかしてたり、小屋が臭かったりしたら可愛そうだからやってる
     だけだけどね。」
 ママ:「うさぎの気持ちになれるのって、ママとってもステキだと思うわ。
     これからも頑張ってね。」

 ママ:「さぁ、次は拓也ね…あら、珍しいわねぇ、国語が下がってるじゃない?」
 拓也:「反省してます。」
 ママ:「拓也、時々朝 起きてから宿題やってるでしょ。」
 拓也:「あっ、バレてた?」
 ママ:「知ってるわよ、起きてからでもできるからって言う気持ちの油断が、こういう
     成績になるのよ。わかったわね?」
 拓也:「はい。宿題はちゃんと前の日にやるよ。」

 ママ:「最後は剛ね…剛、すごいじゃない”大変よくできました”がこんなにあるのは
     初めてね。」
 慎吾:「そうなんだよ!成績が上がってんのに、何か落ち込んでるんだよな。」
 
美穂:「照れてるだけでしょ…ねぇ?」
 ママ:「剛、1学期はホントによく頑張ったわね、2学期もこの調子で頑張ろうね
     …はい。」
  剛 :「はい。」
 ママ:「はい、じゃあみんなパパの机に置いてらっしゃい。」
 4人:「はーい。」
  剛 :(黙って持って行く。)

 桃子ママはあえてその事には触れなかったが、剛の通知表には、「友達を気遣う優しさをもっていて信頼も厚いのですが、授業中に発表するなど、もっと自分の意見を言えるようになりましよう。」と書いてあった。剛は1・2年生の時は三社面談で、3年生の時からはずっと通知表で、この事を言われていたのだ。剛は慎吾に自分の意見を言うコツを聞こうとするが、またまた言えない。でも千絵子おばあちゃんにだけは思ったことを何でも言えるのだが、桃子ママはそれが剛の現実逃避に思えて仕方なかった。
 そして、千絵子おばあちゃん家でパパに「剛の心配を一番しているのはママだ。」って聞き、それから色々話をするうちに、少しだけ気持ちがほぐれ、いつもの笑顔が見られた。

 〜今日のひとこと〜
 そう言えば、通知表って確かに先生が色々書いて下さってたんだけど、あたしゃ全然覚えてないねぇ^^; 「国語が上がった!」とか「算数が下がった!」とかって数字しか見てなかったなぁ…あたしの行ってた学校は「大変よくできました」とか「がんばりましょう」みたいな言葉の成績じゃなくって、ドーンと数字で評価されてたから、なんかハードだったわっ^^