大好き!五つ子5

第21回〜第25回分までの独り言…


第16回 8月11日(月)  仙台に転校した美穂のボーイフレンドの勇太が東京に帰っていると慎吾たちからの電話で知った美穂は、”明日の朝一番で東京に帰る!”とかなり暴走モードに…。

 美穂:「ママ、美穂帰る!絶対帰る!!」
 ママ:「美穂、どうしたのぉ?」
 美穂:「勇太がぁ…」
 紀香:「勇太くんがどうかしたの?」
 美穂:「勇太が東京に帰って来てるんだって!」
 紀香:「えっ!? ホントに?」
 ママ:「勇太くんって確か仙台に転校した美穂の好きだった…」
 美穂:「美穂を好きだった子よっ!」
 ママ:「はいはい、そうでした。」
 紀香:「美穂良かったね、勇太くんと会うの、2年ぶりでしょ?」
 美穂:「そうなのよ、だけど明日仙台に帰っちゃうんだってさ。
     だから明日一番の電車に乗って東京帰んなきゃあ〜!」
 ママ:「あっ、ちょっと待って、何ひとりで決めてんのよ!
     恵おばさんのお手伝いだってあるんだからね!美穂!!」
 美穂:「キャ〜〜〜〜〜ッッ!!」
 ママ:「何なのよ!もぅ〜…」
 美穂:「忘れてたぁ、明日勇太と会えるように連絡しとかなきゃ。」
 ママ:「美穂…あのねぇ…」
 美穂:「もしもし、慎吾? さっき言い忘れてたんだけど、明日勇太と会える
     ように連絡しといてくれる? うん、あっ、できれば午前中…大丈夫よ!
     明日の朝一番で東京に帰るんだから。」
 ママ:「美穂!誰が帰るなんて…」
 紀香:「ママ、のんちゃんからもお願い。美穂がどんなに辛い思いで勇太くんと
     別れたか知ってるでしょ?」
 ママ:「そりゃ わかってるけど…」
 紀香:「お願いママ!」
 美穂:「うん、そうそう、水色のワンピース!それじゃあよろしく。」
 慎吾:「OK!わかった。水色のワンピースね。勇太の
     おばあちゃん家の電話番号は剛が知ってるから。」

  剛 :(OKサインを出す。)
 慎吾:「わかったって、ちゃんと連絡しとくって…じゃあね。
     …美穂、すっげぇテンション高いよ。」

 拓也:「そりゃあそうだよ、2年ぶりの再会だもん。」
 パパ:「初恋の相手には会わない方がいいと思うんだけどなぁ。
     人間てのは、時がたてば変わるもんだからさぁ。」
 慎吾:「深いじゃん!」
 パパ:「うん…それが証拠にパパの初恋の下条ひろこさん…小学校の時は目
     がクリッしとてスラッとしてたのにさぁ、去年の夏、鎌倉の本屋で
     バッタリ会った時にな…」
 拓也:「いいよ いいよ、パパの初恋の話は聞いてないって!
     早く勇太に電話しよ。剛、アドレス帳。」
  剛 :「了解!」
 パパ:「ハァ〜…会わない方がいいと思うんだけどなぁ…」


 そして翌日朝一番で東京に帰った美穂は、みんなにも手伝わせて、おめかしタイムに突入!こうして迎えた勇太との再会だったが、何と勇太は美穂が一番嫌いな軽い男に変身してて、美穂は勇太の軽い態度に瞬間湯沸かし器のスイッチがONになり、爆発して家に帰ってきてしまった。
 その後、勇太が「美穂に渡したいものがあるから。」と桜井家にやって来て、再び美穂と部屋でゆっくり話をする事に。実は勇太は、美穂に「変わってないね。」といわれるのが怖くて、わざと軽い男を演じていたのだ。それを知った美穂は、改めて勇太を見直し、勇太が帰る間際、玄関の所で「勇太は大人になったよ。美穂は、昔の勇太より今の勇太の方が好き。」って告ったのであった。

〜今日のひとこと〜
 今回は、慎吾の出番はほとんどなく、勇太と別れて、物思いにふけっている美穂の所へ練習後に泥んこになったユニホーム姿で、剛と二人で帰って来るだけのシーンでした。ちと寂しかったぜっ!
第17回 8月12日(火)  ある日の朝、桃子ママは全然食欲がなかった。慎吾は桃子ママの様子を見て心配し、病院へ行って診てもらうように勧めるが、桃子ママはなかなか首を縦にふらない!

 パパ:「おはよう。」
 全員:「おはよう。」
 パパ:「ちょっと顔洗って来るわ。」
 拓也:「ママ、パパ今日は練習じゃないの?」
  剛 :「遅れちゃうよ、いいの?」
 ママ:「今日は野球部の監督会なんですって。10校以上の
     野球部の監督さんたちが集まって、秋の大会についての
     会議をするらしいの。」
 慎吾:「ママ、さっきから全然食べてないじゃん。」
 ママ:「えっ!? あ、あぁ…うん…」
 慎吾:「お腹が痛いの?」
 ママ:「ううん…どっこも痛くないわよ。」
 美穂:「ねぇママ、今日は美穂、弥生ちゃんたちと
     市民プールだから…。」
 ママ:「そっ。他の4人の今日の予定は?」
 拓也:「僕は野球の練習。あっ、それと明後日練習試合だからお弁当よろしく。」
 ママ:「了解!」
 紀香:「ねぇママ、のんちゃんは、マリアとキャシーとダンスの練習なの。」
  剛 :「僕は、まさみちゃんとあやのちゃんのお買い物に付き合うんだ。」
 美穂:「お買い物は荷物を持ってくれる人がいないと気が散るからね、
     ご苦労様ね、便利君。」
 ママ:「慎吾はどうするの?何か予定あるの?」
 慎吾:「ママ、なんで食べないんだよ!食欲ないの?」
 美穂:「しつこいわね、食べたくない時だってあるでしょ!」
 紀香:「のんちゃんそんな時、絶対ない!」
 美穂:「のんちゃんはスケールが違うからいいのよ!」
 拓也:「そう言えばママ、昨日の晩ごはんも食べてないよね。」
 慎吾:「だろ? だったら朝、お腹すいてるはずだよ。」
  剛 :「ママ大丈夫なの? お薬飲んだ方がいいんじゃない?」
 ママ:「ありがと。でも大丈夫だから。」
 美穂:「みんなわかってないわねぇ、夏になると女はダイエット
     したくなるものなの。ねっ、ママ。」
 ママ:「ダイエットなんかしてないわよ。とにかく何でもないの!
     それより慎吾、今日の予定は?」
 慎吾:「別になんにもないよ…。」
 美穂:「暇なんだぁ、かわいそう〜。」
 慎吾:「うっせーな!チビ!!」
 美穂:「何よ!マザコン!!」
 ママ:「こらこら、ふたりとも。」
 パパ:「おいおい、またケンカしてんのか?」
 
慎吾:「ねぇママ、早めに病院に行った方がいいよ。」
 パパ:「病院? ママどっか体調悪いのか?」
 ママ:「ちょっと食欲がないだけ、何でもないのよ。」
 パパ:「まぁ、それならいいんだけどさ。それより今日、料理教室の日だろ?
     無理しない方がいいぞ、デコちゃんに頼める事は頼んでさ。」
 ママ:「はい。」

 そして、子ども部屋に戻っても、まだ ふに落ちない慎吾、そんな慎吾に美穂からの依頼が…

 慎吾:「やっぱりママ変だよなぁ。」
 美穂:「何?まだそんなこと言ってんの?」
 慎吾:「だっておかしいだろ? ママはどんなに熱があっても
     疲れてても食欲だけは、めっちゃあったじゃん!」

 美穂:「そんな事より慎吾、あんた今日暇なんでしょ?」
 慎吾:「えっ!?」
 美穂:「今日のお料理教室で、さりげな〜く、デコちゃんの様子と
     片岡さんの様子をチェックしといてほしいの。」
 慎吾:「チェック!?」
 美穂:「まぁ、美穂的には、デコちゃんは、陽ちゃんの方が似合ってると
     思うんだけどね。でも、片岡さんの線も捨てがたいって訳よ。」
 慎吾:「何それ?」
 美穂:「鈍いわね、あんた自分の未来の事とか考えた事ないの?」
 慎吾:「サッカー選手とか、植木職人になるって決めてるよ。」
 美穂:「そういう事じゃなくって、結婚よ、結婚。未来の一大事でしょ?」
 慎吾:「結婚?」
 美穂:「美穂は、大好きなデコちゃんに変な男と結婚なんかしてほしくないの。
     拓也みたいなガンコ男とか、剛みたいな便利君とか、慎吾みたいな
     マザコンなんか夫にしたら最悪だもん。」
 慎吾:「俺だって美穂みたいな、金使いの荒いおしゃべり女は絶対イヤだね!」
 美穂:「…で、周りを見て、デコちゃんの夫として合格ラインなのが
     人柄の陽ちゃんと、エリートの片岡さんって訳。」
 慎吾:「ウチの菊池コーチも結婚してないよ。」
 美穂:「コーチはボランティアの岡村さんが好きなのよ!」
 慎吾:「美穂も知ってたの?…歩くワイドショーみたいな女…」
 美穂:「とにかく今日暇なんだから、二人のチェック頼んだわよ。」
 慎吾:「暇 暇って言うなよ!!」

 そんな美穂の依頼なんて無視して、料理教室の仕事を手伝う慎吾。そしてデコちゃんをチェックする所か、デコちゃんに桃子ママが試食の時にちゃんと食べるように注意してくれるよう頼んで、さらに慎吾は千絵子おばあちゃんを訪ね、事情を話し相談した。千絵子おばあちゃんは「つわり」だと思い込み、急いで三色弁当の用意を始めた。
 そして、千絵子おばあちゃんの作った魔法のお弁当を桃子ママは、見事に完食!原因は、病気でもつわりでもなく、主婦の職業病みたいなもので、自分の味に飽きてきてしまってたのだった。
 そして慎吾の提案で、今晩のごはんは子どもたちで作る事に・・・でも残念ながら結局、ママの味は再現できなかった。

〜今日のひとこと〜
 今日は、
慎吾の出番が多く、慎吾ファンにとっては、永久保存版にしたいくらいでした。最後にみんなで、晩ごはんを作るシーンの中で、パート2で桃子ママが貧血で倒れた時、同じようにみんなで、カレーを作った事があったんだけど、その回想シーンが出てきたよ。みんなとってもおぼこくて可愛かった*^^*
第18回 8月13日(水)  慎吾の友だちのたかし君のお父さんに釣りに連れて行ってもらえる事になり、男の子3人は、おじいちゃんの釣り竿を借りる為に千絵子おばあちゃんの家に出かけていった。そしてそこで3人は、おじいちゃんの荷物の中に鍵のかかった金庫を見つけ出した。

 慎吾:「おばあちゃん、釣竿2階だね。」
 千絵子:「わかる?和室の押入れにあるはずなんだけど…おばあちゃんも
      手伝おうか?」
 拓也:「大丈夫、大丈夫。」
  剛 :「おばあちゃんは腰が悪いんだから無理しないでよ。」
 千絵子:「ありがとう。(仏壇に向かって)お父さんの釣竿、使ってくれるなんて
      良かったですね。」
 慎吾:「おばあちゃん!」
 拓也:「おばあちゃん!」
 千絵子:「釣竿、見つかった?」
 慎吾:「見つかったけど、それよりこれこれ。何が入ってるの?」
 千絵子:「金庫?こんなの覚えがないわねぇ、こんなの押入れにあったの?」
 拓也:「押入れの奥に、しまってあったよ。」
 千絵子:「そう…押入れの中のおじいちゃんの物、そのままに
      してあったからねぇ。」
 慎吾:「じゃあ、おじいちゃんの金庫だね?」
 千絵子:「そうねぇ…」
 拓也:「何が入ってるんだろう…押入れの奥に隠して
     あったんだから、きっと大事な物なんだよね。」
  剛 :「おじいちゃんの宝物かなぁ…」
 慎吾:「宝の隠し場所かも!」
 拓也:「宝の地図か…宝島だね。」
  剛 :「キャプテン・クックみたい…ワクワクして来た。」
 慎吾:「浦島太郎の玉手箱みたいかも…」
  剛 :「開けたら煙が出てきたりして…ヤバイじゃん!」
 慎吾:「でも鍵がかかってんだから、もっと大事なもんなんだよ。」
  剛 :「やっぱりそうだよね。」
 拓也:「あ〜…何が入ってるんだろう。」
 慎吾:「あれ?この裏のこれ、鍵入ってんじゃないの?」
 拓也:「あーっ、これ絶対鍵だよ。」
 慎吾:「おばあちゃん、開けてもいい?」
 拓也:「いいでしょ?」
 千絵子:「ち、ちょ、ちょっと待って。この金庫はこのままにしておきましょ。」
 慎吾:「なんでだよ!おじいちゃんの宝物が入ってるかもしんないんだよ。」
  剛 :「きっとおばあちゃんに残したんだよ。開けた方がいいよ。」
 千絵子:「ありがとう。でもこのままにさせといてちょうだい。」
 3人:「おばあちゃん…」
 千絵子:「ごめんね、わがまま言って。」

 …って盛り上がる五つ子Boy’sとはうらはらに、おばあちゃんは開ける勇気がなくて、五つ子Boy’sも一旦引き下がり、家に戻る。

 3人:「何だよぉ…」
 ママ:「あっ、お帰り。」
 パパ:「どうしたんだ? 釣竿見つかんなかったのか?」
 慎吾:「あっ!・・・おばあちゃん家に忘れて来ちゃったよ。」
 ママ:「え〜ッ!?何しに行って来たのよ。」
 慎吾:「だってさぁ、釣竿探してたら押入れの奥から鍵のかかった
     金庫が出て来たんだよ。」
 パパ・ママ:「えーっ!?」
 美穂:「金庫!?」
 拓也:「おばあちゃん見覚えがないって言うから、おじいちゃんの
     金庫なんだよ、きっと。」
 慎吾:「おじいちゃんが宝の地図を隠したんだよ。」
  剛 :「宝島みたいにね。」
 ママ:「宝の地図なんて入ってる訳ないでしょ。」
 美穂:「それで?それで?」
 慎吾:「鍵はあったんだよ。でもおばあちゃんが開けたくないって
     言うんだ。」

 美穂:「開けたくない?」

  剛 :「なんでそんなこと言うのかなぁ・・・」
 慎吾:「おばあちゃん何かビビッてんだよなぁ。」
 拓也:「怖いもんが入ってるって思ってるのかなぁ?」
 慎吾:「ねぇママ、おばあちゃんに開けようって言ってよ。」
  剛 :「ママが言ったら、絶対『うん』って言ってくれるよ。」
 拓也:「でっかい宝石とかが入ってるかも知れないでしょ?」
 ママ:「それはできません!」
 3人:「えーっ、なんで?」
 ママ:「おばあちゃんとおじいちゃんの問題でしょ?あんたたちや
     ママが口を出す事じゃないわ。」

 でもでも、気がつくと、桃子ママは千絵子おばあちゃやん家にいた。そして「桃子だったらどうする?」って聞かれ「私だったら開ける。」って答えた事で、千絵子おばあちゃんも、踏ん切りがついたようで、金庫を開ける決心がついた。結局中味は、おじいちゃんがおばあちゃんに宛てた感謝の手紙だった。


〜今日のひとこと〜
 今日も慎吾のセリフ、超多かったっすね。金庫の中味は、なるべくしてなったっちゅー結果のように思いました。まぁ、五つ子で、ドロドロした不倫の話が出て来たら返って怖いしね^^;

第19回 8月14日(木)  野球の試合の朝、拓也は部屋で歯痛で苦しんでいた。今日は大事な試合なので、口では「何でもないよ!」と言っているが、見るからに痛そうにしている拓也…

 ママ:「拓也、慎吾、早くいらっしゃい!」
 パパ:「何やってんだ?」
 慎吾:「大変 大変!」
 ママ:「どうしたの?」
 パパ:「何が大変なんだよ。」
 慎吾:「拓也が!」
 ママ:「拓也がどうしたの?」
 慎吾:「泣いてんだよ!」
 ママ:「えーっ!?」(ママと慎吾、子ども部屋へ…)
 ママ:「どうしたの?」
 拓也:「何でもないよ。」
 ママ:「歯が痛いのねぇ・・・見せなさい。」
 拓也:「違うよ!」
 ママ:「いいから、ほら見せなさい。」(みんな子ども部屋に来る)
 全員:「拓也どうしたの?」
 ママ:「あぁ、歯茎まで腫れてるわ。すぐ中村先生んとこ行こ。」
 拓也:「ダメだよ、大事な試合があるんだから。」
 ママ:「ダメよ!大事な試合なのはわかるけど、歯が痛くちゃ
     ホントの実力出せないでしょう。」
 拓也:「大丈夫だって!うるさいなぁ!」
 パパ:「拓也、何だその態度は!スポーツマンらしくないぞ。」
 ママ:「いいのよ、パパ。さっ、先生とこ行こ、ちゃんとちゃんと歯
     を治して次の試合、頑張りなさい。拓也なら大丈夫よ。」
 拓也:「わかったよ、歯医者さん行く・・・あっ、痛ってぇ。」
 ママ:「すぐ中村先生んとこ電話するわね。」
 
 しかし、中村先生も駅の向こうの斉藤歯科も休診だった。斉藤歯科の休診を知らないまま、先に出かけてしまった拓也とパパを慎吾が追いかける。

 慎吾:「パパ!」
 パパ:「ん?…おー、どうした?」
 慎吾:「斉藤歯科もダメなんだって。」
 パパ:「えっ!?…そっかぁ…」
 慎吾:「拓也、大丈夫?」
 拓也:「パパ、どうするの?」
 パパ:「大丈夫だよ、パパにまかしとけ。…ほら、乗れ。」
 拓也:「えっ…でも…」
 パパ:「いいから早く乗れ。」(パパ、拓也をおぶって走り出す)
 慎吾:「パパ…」

 そして良介パパは、拓也を背負って歯医者を3軒も回り、やっと拓也を治療してもらうことが出来た。そしてようやく朝ごはんにありつけたパパと慎吾と拓也だったが、そこで拓也はとんでもない事を耳にしてしまう。何とそれは、パパが自分と同じ五年生の時に野球の大会で優勝しているという事であった。それを知ってから拓也は、パパのことが超えられるだろうかと悩み始めた。そして、片岡さんや陽ちゃんにも相談するのだが、2人ともまだ、自分のお父さんを超えられてないとの事。拓也はますますわからなくなり、最後には桃子ママに悩みをうちあける。桃子ママの答えは、「パパも拓也の知らない頃で、いっぱい悔しい思いをしている。だから人の事を自分の事のように思ってあげられる今の優しいパパになった。」との事。その言葉に拓也はようやく吹っ切れたようで。明日を夢見て、さっさとベッドに入るのだった。
 
〜今日のひとこと〜
 今日の話の中心は、もちろんたっくん。慎吾の出番は少なかったものの、最初のパパが拓也をおんぶする場面…パパが拓也をおぶった時、心配そうな顔をしながらも一瞬何となく笑いをこらえているようにも思えたんじゃが・・・
第20回 8月16日(金)  干物を送ってくれた、良介パパの親友が急逝してしまった。良介パパの落ち込みようは今までのシリーズでは、見たこともないほどだった。
 葬式から帰って来てもね落ち込み続ける良介パパを見かねた五つ子たちは、どうやったらパパを元気づけられるのかを相談するが、いい知恵が出ない。行き詰った子どもたちに桃子ママから、一つの提案が・・・。それは、みんなで釣りに行ってバーベキューをしようという計画だった。他の子どもたちは大賛成だが、拓也だけは、どうも ふに落ちなかった。 そして片岡さんを師と仰ぐ拓也と、陽ちゃとマブダチな慎吾は、それぞれ片岡さんと陽ちゃんに相談した。その結果・・・

 美穂:「あーっ、気持ちいい。」
 慎吾:「川だぁ。」
 ママ:「さっ、荷物降ろして、ごはんの準備しましょうか。」
 慎吾:「待って待って!その前にみんなで三角ベースやろうよ。」
 拓也:「三角ベース?」
 紀香:「なんで?」
 慎吾:「みんなで一緒にやれる事、ずっと考えてたんだ。
     三角ベース、ピッタリでしょ?」

 ママ:「じゃあ、ごはんの前に腹ごなししましょうか。」
 千絵子:「その方が、もっと美味しくなるわね。」
 慎吾:「決まり!ママチームとパパチームに分かれるからね。
     みんないい? グーパー(全員で)ジャン!」

      (チームが決まる)
 しばしみんなで、三角ベースを楽しんでいる。そして、場面はカレー&バーベキュー作りに・・・。

 紀香:「パパの親友ってさぁ、きっとカッコよかったんだろうねぇ。」
 美穂:「できるタイプみたいだったから、片岡さんタイプかもね。」
 紀子:「明るい人だったから、陽ちゃんタイプかも知れないよ。」
 美穂:「ありえない、ありえない。陽ちゃんタイプは社長さんには
     なれないわよ。夢ばっかりで生活力ないもん。」
 紀香:「そんな事ないよ、夢があるから社長さんになれたんだよ。」
 千絵子:「ちょっとちょっと、おしゃべりばかりしてぇ・・・手は動いてるの?」
 ママ:「どっちにしても、パパには負けるけどねぇ。」
 美穂:「言うわねぇ、ママぁ。」
 ママ:「へっへっへー^^」
 慎吾:「もうすぐご飯炊けるよーっ。」
  剛 :「バーベキューの用意まだー?」
 千絵子:「今行くわよーっ。」
 パパ:「カレーもできたぞーっ。」
 ママ:「はーい。」

 そして、用意が整った頃、拓也はさりげなく、剛を引き連れ、モーションをかける。

 拓也:「パパ、無理して笑ってるんじゃないのかなぁ。」
  剛 :「えっ、そんな事ないんじゃない?楽しそうじゃん。」
 拓也:「そうかなぁ…ねぇパパ、食べ終わったらさぁ、釣りでもやろうよ。」
 パパ:「そうだなぁ…釣りもいいなぁ、のんびりして。やろやろ。」
 拓也:「うん。」
 
 ランチも終り、拓也は釣りの準備をしながら、片岡さんの考えを剛に話す。

  剛 :「えっ、片岡さんがそんなこと言ったの?」
 拓也:「うん…大人の男は涙を流せないから、静かにさせてあげろって。」

  剛 :「そうか…大人の男って大変なんだ…」
 拓也:「だろ? 剛もそう思うだろ?」
  剛 :「うん、さすが片岡さんだよね。」
 慎吾:「剛、何やってんだよ!三角ベースやるぞ!」
  剛 :「うん…だけど拓也が静かにしてあげた方がいいって…」
 
慎吾:「違うよ、パパは落ち込んでる時は、ワーッて盛り上がって
     前に進みたいんだよ。陽ちゃんがそう言ってたよ。」

  剛 :「えっ、陽ちゃんがそう言ったの?」
 
慎吾:「そうだよ、陽ちゃんはパパとおんなじ前向きな男だから
     パパの気持ち わかるんだよ。」

  剛 :「そっか、前向きな男か…」
 慎吾:「そっ。ほら、三角ベースの2回戦、2回戦。」
 拓也:(パパと2ショット)「釣りってのんびりできていいよねぇ。」
 パパ:「そうだなぁ、釣竿持つのも久しぶりだなぁ。」
 
慎吾:「パパ!」
 パパ:「えっ?」
 慎吾:「パパ行くよ!」(ボールを投げる)
 パパ:「おっ!」(釣りザをを投げ捨て、ボールをキャッチする)
 拓也:「何するんだよ!」
 慎吾:「釣りなんかやってないで、三角ベースやろうよ。」
 拓也:「ダメだよ!静かに釣りをするんだから!!」
 慎吾:「なんでだよ!盛り上がんないだろ?」
 拓也:「パパは今日は静かにしたいんだよ!片岡さんもそう
     言ってたんだから!」
 
慎吾:「盛り上がる方が好きなんだよ!陽ちゃんがそう言ってたんだから。」
 パパ:「おいおい、そんな事でけんかするなよ。」
  剛 :「ねぇ、やめようよ。」
 拓也:「男ってつらい時ほど、静かにしてるもんなんだよ!」
 
慎吾:「違うよ!ワーッて騒ぐ方がいいんだよ!」
  (慎吾と拓也、取っ組み合いのけんかになる)
 ママ:「いいかげんにしなさいっ!」
 パパ:「ふたりとも…ありがとう。」

 桃子ママの雷により、けんかは中断。そして2人が落ち着いた所で、パパはポケットから優勝した時の記念ボールを取り出し、川へ精霊流しする事に・・・。
 そして子どもたちの粋なはからいで、良介パパと桃子ママの2ショットになり、良介パパは、桃子ママが大事な親友である事に気付く。

〜今日のひとこと〜
 拓也は以前から、片岡さんに似てると言われていたけど、この辺から慎吾は、だんだん陽ちゃんに似てきました。でも、あんなけんかになる前に、パパがひとこと「じゃあ、釣りをしてからまた三角ベースやろうな。」とかって言ってたら、けんかにはならなかったハズだぞ。まぁ、けんかが勃発しなかったら、感動のラストシーンもなかっただろうが…^^;