大好き!五つ子6

第6回〜第10回
| 第6回
7月26日(月) |
慎吾の涙の訴えで千絵子おばあちゃんとさーちゃんは一応仲直り。でも、千絵子おばあちゃんは離婚を認めた訳ではない^^; そして1学期が終わり、恒例の通知票披露の時間がやって来た。 5人:「ただいま〜っ。」 ママ:「お帰り、1学期はご苦労様…じゃあみんな、座って^^」 慎吾:「これさえなかったらなぁ…」 美穂:「あぁ、あたしも早く親になって子どもにこれやってみたい。」 紀香:「のんちゃんも。」 慎吾:「俺が最初。」 ママ:「はい、今年もトップバッターは慎吾ね・・・慎吾ぉ、国語上がった じゃない。漢字の練習よく頑張ったもんね。」 慎吾:「まぁね。」 ママ:「”積極性があるのはとてもいいと思います。でも、もう少し 集中力が欲しいです。”って書かれてるわよ。慎吾ぉ、授業中も サッカーのことばっかり考えてるんじゃないの?」 慎吾:「ピンポ〜ン!ママするどい!!」 ママ:「何言ってるの!慎吾、ちゃんと正座しなさい。」 慎吾:「あっ、はいっ。」 ママ:「来年は中学生なのよ。ふざけていい時とそうじゃない時と、 もう判断できるはずでしょ?」 慎吾:「はいっ。」 ママ:「中学生になったら、今までみたいに子どもで許されることばっかり じゃないのよ。もう少し自覚を持ってね。」 慎吾:「わかりました。」 ママ:「はい・・・じゃあ次は美穂ね・・・美穂も国語頑張ったわねぇ。」 美穂:「私ね、芥川賞取るの。」 ママ:「芥川賞!?」 美穂:「18歳で取って綿矢りささんの記録を抜くのよ。私が史上最年少 になるの。」 紀香:「美穂、コーディネーターになるんじゃなかったの?」 剛 :「ミステリー作家は?」 美穂:「ミステリー好きの芥川賞のコーディネーターがいてもいいでしょ? これからはマルチな才能がなければダメなのよ。」 慎吾:「何がマルチだよ! 飽きっぽいだけだろ?」 美穂:「違うわよ!」 ママ:「今はっ!! ママが話をしてるの!来年は中学生なんだからって 今、慎吾に言ってたばかりでしょ。何聞いてたの!」 5人:「ごめんなさぁい。」 ママ:「美穂、先生にも少々飽きっぽい所があるって書かれてるわよ。」 美穂:「だって、やりたいことがどんどん出て来るんだもん・・・ダメ?」 ママ:「いいわよ・・・だったら誰にも飽きっぽいって思われないように国語 の勉強だけは続けましょうね。ママ、芥川賞を期待してるから。」 美穂:「はい。」 ママ:「さっ、紀香は・・・”うさぎ飼育の責任者としてリーダーシップを 発揮している”・・・紀香ぁ、先生誉めて下さってるわよ。」 紀香:「6年生は責任重大だもん。」 ママ:「紀香は6年生まで責任感を持って、うさぎの飼育係りを務めて 来たわよね。紀香の責任感の強さってママとっても素敵だと思う わよ。中学生になってもその気持ちを忘れないでね。」 紀香:「はい。」 ママ:「次は拓也ね・・・すごいじゃない拓也、オール5じゃない。」 拓也:「うん。」 慎吾:「何だよ、もっと嬉しそうな顔しろよ!」 美穂:「そうよ、こんな成績で喜ばないなんてイヤミよ!」 紀香:「照れない、照れない。」 ママ:「この成績は、拓也が好きな科目も得意じゃない科目も同じように 努力してきたから貰えたのよね。拓也、ホントによく頑張ったわね。」 拓也:「うん。」 ママ:「さっ、最後は剛ねっ・・・剛は・・・1学期は体育頑張ったわね。」 剛 :「うん。」 ママ:「あっ・・・」 紀香:「どうしたの?ママ。」 ママ:「”少しずつみんなの前で自分の意見が言えるようになって来た” ですって。」 紀香:「ホント?」 美穂:「剛やったじゃん。」 剛 :「うん。」 ママ:「良かったわねぇ・・・本当に良かったわね、剛。」 慎吾:「剛、良かったな。」 剛 :「うん。」 ママ:「みんな、1学期は本当によく頑張りました。2学期もこの調子で 行きましょうね。」 5人:「はい。」 ママ:「はい、じゃあすぐお昼の用意するからね。通信簿、パパの机に 置いて来てちょうだい。」 5人:「はぁ〜い。」 そしていよいよ夏休みの開始に喜びまくる五つ子たち。そこへ岡村さんが、パートの話を持って来た。桃子ママのパートが決まって、五つ子たちは、シフトを組んで家の仕事を手伝うことになった。シフトを作るのが面倒な拓也と慎吾・・・そんな姿を見た剛は、シフトづくりをするとかって出て、剛がお手伝い大作戦のリーダとなった。しかし、他のメンバーは剛に無理難題を押しつける。それを見かねた紀香が爆発し、桃子ママと良介パパの雷も今まさに落ちようとした時、剛が、生まれて初めて「リーダー」と呼ばれたことが嬉しくて、”自分が拓也のようなリーダーになればいい”ことだから、みんなを叱らないで・・・と良介パパに直訴した。その姿に慎吾、拓也、美穂は自分のやっていたことを恥じて、剛が作った分担表通りに頑張ろう!と一致団結することができた。 〜今日のひとこと〜 今日の剛はカッコよかったね。剛の優しさ・・・本当のリーダーってまとめる力だけじゃなくって、やっぱりみんなを思いやる優しい心が必要なんだね。あたしも勉強させてもらいました。 ただひとつ残念だったのは、関西エリアの人はみんなそう思っただろうけど、通信簿を見せてる時、ちょうど慎吾の番の時に、警報が出て、気象情報が入っちゃったんですよねぇ…ビデオに撮ってる人は、みんな衝撃を受けたんじゃないかなぁ^^; |
| 第7回
7月27日(火) |
今日から桃子ママがパートに行く事になっていて、五つ子たちは張り切って家の手伝いをする。しかしママとパパが出かける寸前に慎吾がコップを割ってしまい、大騒ぎに・・・子どもたちのことがすっごく心配ながらも、パパとママは出かけていく。 慎吾・剛:(洗濯物を干している)「終ったぁ…」 拓也:「2階の掃除完了!」 美穂:「お風呂掃除終ったよぉ。」 紀香:「拭き掃除も終わり。」 美穂:「あぁ〜、もう1センチも動きたくない!」 慎吾:「俺も…」 拓也:「僕も…」 剛 :「あ〜ぁ…」 紀香:「今年の夏休みは、家事で終っちゃいそうだね。」 美穂:「あぁん、小学生最後の夏休みなのにぃ。」 慎吾:「来年の今頃、俺たちどうしてんのかな?」 剛 :「来年は中学生だもんね。」 美穂:「あたし絶対渋谷の109−2に行くもんね。」 紀香:「のんちゃんは、英会話クラブで、夏の合宿かなぁ…」 慎吾:「俺は…中学へ行ってもサッカーの練習かな?」 剛 :「僕もサッカーかな? 拓也は?」 拓也:「さぁ…」 慎吾:「何だよ!拓也ノリわりぃなぁ!」 紀香:「拓也だって、中学生になったらやりたい事あるでしょ?」 拓也:「さっ、休憩終わり。」 美穂:「え〜っ、もぅ?」 拓也:「昼ごはんの用意が残ってるよ。ほら、起きて、起きて。」 美穂:「今日の当番だぁれ?」 剛 :「慎吾と美穂だよ。」 慎吾:「ゲッ…」 美穂:「あたし絶対専業主婦だけはやりたくな〜い〜っ!」 〜そして、お昼ご飯ができあがる〜 紀香:「意外と美味しいね。」 慎吾:「だろ?」 美穂:「何いってんのよ、ピーマンとキャベツ切ったのあたしよ! 慎吾焼いただけじゃない。」 慎吾:「焼き方が難しいんだよ。」 美穂:「焼くだけなんか誰でもできますっ!!」 拓也:「静かに食べようぜ。」 紀香:「そうだよ、せっかく美味しいんだからケンカしないでよ。」 剛 :「おにぎりも最高。」 美穂:「でしょ?にぎるの熱かったんだから、手まっ赤。」 慎吾:「シャケは俺がにぎったんだぜ。」 剛 :「うわぁ、これでっけぇ。」 美穂:「センス悪い。」 慎吾:「味はいいんだよ。」 剛 :「拓也、なんで黙ってんの?元気ないね。」 拓也:「そんな事ないよ、お腹すいちゃってさ。」 紀香:「でもすっごい量だよね。量間違えたんじゃないの?」 慎吾:「7人分作っちゃった。」 紀香:「やっぱり…パパはいらないって言ったのにぃ。」 美穂:「違うのよ、樹里ちゃんも数に入れちゃったの。」 紀香:「樹里ちゃんかぁ…」 慎吾:「樹里ちゃんにも、俺のおにぎり食べさせてあげたかったなぁ。」 美穂:「無理、無理。」 剛 :「樹里ちゃん、こんな大きいの、食べきれないよ。」 紀香:「だよねぇ〜。」 慎吾:「古いなぁ〜!」 そんな感じでお手伝いをこなしているが、なぜか拓也に元気がない・・・桃子ママが帰ってきたとたん、「なおき君と約束があるから。」とさっさと出て行ってしまう。そして公園でなおき君と話をしている拓也を紀香が見かける。そして何やら、くずかごに紙を捨てたのを紀香が拾って帰る。それは進学塾の夏期講座の案内の紙だった。自分ひとりだけわがままを言ってはいけないと悩む拓也、でもその時、良介パパの出した答えは、「拓也が本気でもっと上のレベルで勉強したいのなら、パパは喜んで応援するよ。だからそういうわがままならいくらでも言え。」との事・・・そして拓也はパパの知り合いの進学塾の夏期講座の体験コースを受ける事に・・・でも、慎吾だけは納得しなかったが、最後には、 『パパ、ママへ もし、中学が別々になってもオレたち五人は ずっとずっと桜井家の五つ子です。 パパとママの子供です。 だからこれからもよろしくお願いします。 なんてね 慎吾 』 ってな手紙を渡すのであった。 〜今日のひとこと〜 拓也に元気がなかったのには、そーゆー訳があったのね。今日チラッと見たんだけど、夏期講座のパンフレッドのスクール名・・・「駿台リンデンスクール」って書いてあったけど、あれって別にゆう君が去年演じた「倫伝くん」とかけてある訳じゃあないよね^^; ドラマの中じゃないけど「有り得な〜い!」ってか?*^^* |
| 第8回
7月28日(水) |
今日は、朝から慎吾と剛がサッカーの練習で手伝い当番から抜け、残りの3人で業務を行っていた。そして、桃子ママが出かける時に、美穂に仙台の勇太くんから来た手紙を渡され、美穂はそそくさと子ども部屋へ。残された拓也と紀香は、「また一人戦力ダウンだぁ・・・」と嘆きながらも、顔は嬉しそうだった。しかし、勇太くんからの手紙の内容に美穂は激怒し、手紙をゴミ箱に捨ててしまった。そしてお昼… 慎吾:「ごちそうさま。」 剛 :「慎吾早い。」 慎吾:「パパ、今日のドライカレー、すっごく美味しかったよ。」 パパ:「そうか・・・^^」 慎吾:「剛、これ食べ終わったら、マンガ買いに行こうぜ。」 剛 :「いいよ。」 紀香:「これホントに美味しいね。」 パパ:「ふふん…ひと味ちがうだろ?秘密はミートソースなんだよ。」 紀香:「ミートソース!?」 剛 :「パパ、こんなのどこで覚えたの?」 パパ:「へっへ〜…家庭科の先生に教えてもらったんだ。」 拓也:「その手があったかぁ。」 剛 :「これ、樹里ちゃんにも食べてもらいたかったな。」 紀香:「ホントだね。」 美穂:「あんたたち、ぐっちゃべってないで、さっさと食べちゃい なさいよぉ!!」 拓也:「美穂、さっきから何イライラしてんだよ。」 剛 :「勇太の手紙に何か変なことでも書いてあったの?」 美穂:「そんなたいした事は書いてないわよ!」 パパ:「美穂、勇太くん何って言って来たんだ?」 美穂:「別に、つまんないことよ。」 パパ:「照れないで教えてくれよ。」 美穂:「・・・・・・」 慎吾:「”湧き水が冷たくて、とっても美味しかったよ。りかちゃんも 美味しいって感動してました。" へぇ、りかちゃんって かわいいじゃん。」 美穂:「慎吾なにやってんのよ!」 慎吾:「だってゴミ箱に捨ててあったぜ!いらないんだろ?」 美穂:「返して!」 慎吾:「や〜だよ!!一生懸命書いて送ってきたのに、手紙捨てる なんて勇太に悪いだろ?」 美穂:「あたしの手紙なんだから、あたしの勝手でしょ!!」 パパ:「おいおい、ふたりともやめろって、ほら!」 (そして、ふたりで、引っ張り合いになり、手紙が破れてしまう) それから、マンガを買いに行く慎吾と剛…そこで2人が見たものは… 慎吾:「勇太、絶対何度も書き直したんだぜ・・・すてる事ないよな。」 剛 :「美穂、りかちゃんの事がショックだったんだよ。わかってやれよ。」 慎吾:「わかってないのは、美穂だよ。」 剛 :「えっ!?」 慎吾:「勇太が好きなのは、美穂に決まってんだろ!・・・じゃなかったら 面倒くさいのに、わざわざ手紙なんか書く訳ないよ。」 剛 :「そっか・・・」 慎吾:「美穂ってさぁ、男の気持ち、全然わかってないよなぁ・・・ だからモテねぇんだよぉ・・・」 剛 :「慎吾・・・。」 慎吾:「あっ、美咲ちゃんだ・・・何やってんだ?あんな所で。」 剛 :「働いてんじゃないの?」 慎吾:「なんで?予備校は?」 剛 :「さぁ・・・かわいいよね、美咲ちゃん。」 慎吾:「うん・・って、そういう事じゃないだろ!!」 剛 :「ごめん・・・」 慎吾と剛が見たのは、昼間は予備校に通っているハズの美咲ちゃんだった。少し前にも、桃子ママと出会った時も「今日は講義は休みだから・・・」と言っていたことがある。ここ最近謎の行動をおこしている、美咲ちゃん、実は美咲ちゃんは大学受験のために北海道から上京しているのだが、そのきっかけというのが、好きな先輩がその大学にいたから、今のバイトもそこの店に好きな先輩がいたからであった。 その頃、千絵子おばあちゃん家では、樹里が偶然、美咲の部屋から37点の答案用紙を持ってきたのと、予備校から"夏期講習に来ていない"と連絡が入り、大騒ぎになる。そこで、美咲は本当の事を話す決心をして、桃子ママと良介パパ、千絵子おばあちゃんの前で、本当の事を話し、これからは一生懸命勉強して、大学に合格すると約束した。 〜今日のひとこと〜 いっつもケンカばっかりしている慎吾と美穂。でもホントは慎吾は、美穂のことを、とってもとっても心配していたね。慎吾は口は悪いけど、やっぱり心は優しいんだね。 あたしはてっきり、さーちゃんたちが帰ってきたから、迷惑をかけないように、一人暮らしするためのお金を貯めようとしているのかと思ってた^^; |
| 第9回
7月29日(木) |
桃子ママがパート先でダンボールを片付けている時、一人の女の子が座っていた。それは店長の娘の由佳だった。由佳は家の鍵をなくしたらしく、家に入れない。また運の悪い事に店長は、取引先に行ってて夕方まで帰って来ない。そこで桃子ママは桜井家で昼食を食べるよう誘う。由佳を迎えた慎吾と剛は由佳にひとめ惚れ。 慎吾:「チャーハンできたよ。」 美穂:「スープも完成。運んで 運んで。」 剛 :「慎吾、ママが連れてくるお客さんの分は?」 慎吾:「あるよ…ったく、ママも急に電話してくるんだもんな。」 樹里:「お客さんってだぁれ?」 剛 :「多分、生協で一緒に働いている人じゃないかな。」 慎吾:「どうせおばさんだろ?」 美穂:「のんちゃ〜ん。」 紀香:「大ちゃん、寝たよ。」 樹里:「お腹減った〜っ。」 美穂:「拓也遅いわねぇ、もう帰ってもいい頃なのに。」 慎吾:「何やってんだろう、冷めちゃうだろ!」 紀香:「帰ってきた。」 慎吾:「遅いよ、拓也ぁ。」 ママ:「ただいま。」 慎吾:「何だ、ママかぁ…」 ママ:「あれ?誰か待ってるの?」 紀香:「拓也がまだ帰って来ないの。」 ママ:「そう…あっ、どうぞ、遠慮しないでぇ。」 (由佳が入ってくる) ママ:「ママが生協で働いている店長のお嬢さんよ。竹内由佳ちゃん。 鍵をなくしたって言うから、だったらウチでご飯食べて待ってれば ってお誘いしたの。」 慎吾:(慌てて三角巾を取りながら)「こ、ここ、こんにちは。」 由佳:「こんにちは。」 ママ:「ねぇ慎吾、由佳ちゃんの分も作ってくれてる?」 慎吾:「大丈夫、いっぱいあるよ。」 ママ:「由佳ちゃん、座って。」 由佳:「はい。」 剛 :「ささささ、どうぞ。」 由佳:「ありがとう。」 紀香:「何あれ!」 美穂:「やぁねぇ、舞い上がっちゃって。」 拓也:「ただいまー。」 紀香:「やっと帰ってきた。」 ママ:「おかえり、遅かったのねぇ。」 拓也:「うん、ちょっと図書館に寄ってたから。」 慎吾:「夏期講習行って、図書館まで行ってたのか・・・拓也すごく 張りきってるな。」 拓也:「そんなことないけど。」(由佳の方を見る) 紀香:「由佳ちゃん、ママが働いてる生協の店長の娘さん。」 慎吾:「拓也、早く手洗って来いよ。」 樹里:「お腹減った、早く!」 美穂:「もうちょっと待ってね、拓也が手洗って来たらね。」 樹里:「拓也、早く。」 紀香:「由佳ちゃん、何年生?」 由佳:「6年生。」 美穂:「私たちといっしょなんだ。ねぇねぇ、どこの学校?」 由佳:「虹ヶ丘小学校。」 美穂:「隣の学区なんだ。私たち日向台小学校だから。」 由佳:「そう…」 〜美穂&紀香ムッとするが慎吾&剛はデレっとしている〜 ママ:「それではみなさんご一緒に。」 全員:「いただきます。」 紀香:「ん〜美味しい〜。」 慎吾:「だろ?」 剛 :「拓也、由佳ちゃんも6年生なんだって。」 樹里:「虹ヶ丘小学校だって。」 拓也:「そう…」 ママ:「ねぇ由佳ちゃん、今日は塾だったの?」 由佳:「はい、夏期講習に。」 美穂:「へぇ、どこの塾? 拓也も夏期講習行ってんのよ。」 拓也:「いいから、僕のことは。」 美穂:「いいじゃん、いいじゃん。ぇ、ねぇ、どこの塾?」 由佳:「どこでもいいでしょ。」 〜美穂&紀香再びムッとする〜 慎吾:「じゃこがいっぱい入ってるだろ?拓也のための特製チャーハン なんだぜ。カルシウムって、記憶力にいいんだって。」 ママ:「うわっ、慎吾よくそんなこと知ってるわねぇ。」 慎吾:「おばあちゃんに聞いたんだよ。おばあちゃん、美咲ちゃんの ために頭の良くなるレシピ作ってるでしょ?」 剛 :「慎吾、気がつく〜。」 慎吾:「だって拓也が頑張ってるからさ。」 紀香:「由佳ちゃんもいっぱい食べてね。記憶力が良くなるんだって。」 由佳:「それはどうかな・・・」 〜美穂&紀香限界になる〜 拓也も由佳に興味があるらしく、由佳を気にしている。でも拓也は、慎吾たちとは違い、塾の事や受験の事が聞きたかったようだ。実は拓也は、夏期講座の初日に受けた試験が何と43点で、しかも塾の勉強に全然付いていけない状態で、悩んでいた。でも、桃子ママの「寄り道したっていいじゃない。」っていう言葉で、野球も辞めず、受験もあきらめない。と再びやる気が復活した。 〜今日のひとこと〜 6になってから、拓也の笑顔が少ないって気がする・・・いつかはあの元気な笑顔を見せてくれるよね^^ 今回、慎吾は剛と共にフラれキャラに変身しちゃったのかな?所々で見せるお笑いシーンにも結構慎吾が絡んでるっ^^; サッカー部のキャプテンなら、もっとモテルはずなんだけどなぁ・・・。 |
| 第10回
7月30日(金) |
みんなが寝静まった頃、樹里が突然夜中に泣き出した。さーちゃんが、どこか痛いのかと聞くと”お父さんが遠くに行ってしまう”と泣きじゃくる。どうやらお父さんが遠くに行ってしまう夢を見たらしい。 次の日の朝、事情を知らない五つ子たちは素朴な疑問を小百合にぶつけるが、小百合の返事はなんだか曖昧で、見るからに様子がおかしい。それを見逃すハズのない美穂は小百合と西園寺が離婚するのではないかと言いだした。他のメンバーは最初は相手にしていなかったが、拓也が夏期講座から帰って来た時、小百合が桜井家を出てアパートを借りるという小百合と桃子ママの会話を聞いてしまったため、美穂の説はがぜん真実味を増す。そんな事になったら樹里ちゃんがかわいそうだと思った五つ子たちが、ある提案を・・・ ママ:「えっ!? 2階の四畳半を?」 慎吾:「そう、あそこの部屋の荷物を片付けたら、さーちゃんと大ちゃん 寝れると思うんだ。」 紀香:「ちょっと狭いけど、そこは我慢してもらって。」 剛 :「そうすれば さーちゃん、アパート借りるなんて言い出さないと 思うんだ。」 ママ:「えーっ!? どうしてそれ・・・」 拓也:「あっ、ごめん。僕が聞いちゃったんだ。」 ママ:「そう。」 剛 :「僕たちが片付けるからさぁ。ダメ?」 ママ:「あんたたち・・・」 慎吾:「お願いっ!!」 拓也・剛 ・紀香:「お願いっ!!」 ママ:「いいわよ。ママもね、このままじゃ落ち着かないから、何とか しなくちゃって思ってたのよ。」 4人:「やったぁ〜っ!」 ママ:「美穂は反対なの?」 美穂:「反対じゃないけど、そんなことよりもっと重要な問題が・・・」 (紀香に口をふさがれる) ママ:「重要な問題?」 拓也:「あぁ、それはぁ」 拓也・慎吾・剛 :「置いといてぇ。」 ママ:「でも、あの荷物片付けられんの?」 拓也:「大丈夫、奥の手があるから。」 ママ:「奥の手?」 拓也・慎吾・剛 :「わっはっはっはっは・・・」 小百合:「お姉ちゃん、お風呂の掃除、終ったから。」 樹里:「終ったよ。」 慎吾:「さーちゃん、さーちゃん。」 小百合:「何?どうしたの?」 拓也:「さーちゃんたちに、2階の子ども部屋の隣の部屋を使って もらおうと思うんだ。・・・ダメかなぁ。」 小百合:「えっ!?」 紀香:「今の部屋は、ママたちが荷物取りに入ったりして 落ち着かないでしょ。」 小百合:「あんたたち・・・」 剛 :「ちょっと狭いけど、我慢してくれる?」 慎吾:「頼むよ。」 小百合:「お姉ちゃん。」 ママ:(黙ってうなずく) 小百合:「ありがとう、使わせてもらう。」 慎吾:「よっしゃーっ!」 拓也:「じゃあ、お昼ごはん食べてすぐに片付けよ。」 紀香:「樹里ちゃんも手伝って。」 樹里:「OK!」 慎吾:「手洗ってこよーっ。」 拓也:「僕も。」 剛 :「僕も。」 そして、みんなで片付けが始まる。ママ&パパの寝室、子ども部屋、どこにも、限界まで荷物を詰め込むが、四畳半の部屋にはまだまだ、荷物の箱の山がある。 そこで、いよいよ”奥の手”を使う時がやって来た。”奥の手”とは、千絵子おばあちゃんの家・・・千絵子おばあちゃんの家の2階にはまだまだ荷物を置くスペースがあるとの事。五つ子with樹里ちゃんは、さっそく千絵子おばあちゃん家に、荷物を運び込む。 そして、一段落ついて、おばあちゃんと五つ子Boy’s&樹里の5人は買い物へ出かけ、美穂と紀香が留守番をする事に。美穂と紀香と2人っきりになったとたん、電話の音が・・・美穂が出ると、それは、西園寺さんからの電話だった。西園寺さんは、樹里と大ちゃんの事だけを聞いて、小百合の事は何一つ聞かなかった。カンのいい美穂が、それに気付かないハズがない。美穂はいたたまれなくなって、さーちゃんに真実を確かめに行った。もちろん小百合は否定したが、みんなが帰って来て、さーちゃんの離婚について言い合いをしていた時、剛 が離婚届を見つけてしまい、もうごまかしきれなくなった小百合は、とうとう本当の事を打ち明けた。 子ども部屋に戻ってショックを受ける5人。でも自分たちにも、ひとつくらいはできる事があるはずと、話し合う5人。そして出た答えが、「もし小百合が離婚しても、樹里ちゃんたちに淋しい思いをさせない事」だった。 〜今日のひとこと〜 あの四畳半の部屋って、確か4の時にカレンが使ってた部屋じゃないかい?あん時はすっきりきれいな部屋だったのに、さーちゃんが使うときは、あんなすごい事になってるなんて・・・ でもあたしも、あんな部屋を見ると、無性に整理して片付けたくなるんだよねぇ・・・ |