大好き!五つ子6


第16回〜第20回

第16回
8月 9日(月)
 いよいよ、鎌倉へ出発する日の朝、何の問題もかかえてない女の子たちは、それぞれ自分の荷物を持って降りてきた。でも桃子ママの鋭いチェックに美穂と紀香は・・・そして、由佳ちゃんの問題をかかえた男の子たちが出した答えは・・・

 ママ:「みんな〜、朝ごはんできたわよ〜っ。」
 美穂:「はぁーい。」
 紀香:「おはよう。」
 パパ:「はい、おはよう・・・おー、準備万端だな。」
 美穂・紀香:「うん。」
 美穂:「手ぇ洗ってきまぁーす。」
 ママ:「ちょっと待った! 美穂、そのバッグは何?」
 美穂:「えっ・・・あっ、開けちゃダメ!」
 ママ:「何これ!」
 美穂:「鎌倉で着る服に決まってんでしょ!その日の気分で何を着たいか
     わかんないんだから、多目に持っとかないと。」
 ママ:「こんなに必要ありません、荷物はひとつにまとめなさい!」
 美穂:「はぁーい・・・」(紀香、こっそり逃げ出す)
 ママ:「ったぁく、モデルさんじゃあるまいしって紀香も見せなさい!」
 紀香:「えっ・・・はぁーい。」(ママ紀香のリュックをチェック)
 ママ:「やぁだ、お菓子だらけじゃない!」
 紀香:「行きの電車の中で、みんなで食べようと思って、昨日おこづかい
     はたいて買って来たの。」
 ママ:「こんなに食べれる訳ないでしょ。少し減らしてウチに
     とっときなさい!」
 紀香:「はぁーい。はぁ〜・・・全部食べられるのになぁ・・・」
 樹里:「手ぇ洗って来ます。」
 ママ:「はいっ。」
 慎吾・拓也・剛:「おはよう・・・」
 パパ:「お、おはよう。」
 ママ:「あら・・・ねぇ荷物は?先に持って来ちゃいなさいよぉ。」
 慎吾・拓也・剛:「・・・・・・」
 パパ:「どうかしたのか?」
 慎吾:「・・・あのさぁ、俺 東京に残る!」
 ママ:「えっ!?」
 拓也:「僕も!」
  剛 :「僕も残りたい!」
 ママ:「何言い出だすのよ、急に。」
 パパ:「はっはーん、パパわかっちゃったぞぉ。」
 拓也:「えっ!?」
 パパ:「お前たち、ママだけに留守番させるってのが、どうしても
     引っかかってるんだろ?」
 拓也:「う・・・うん。とにかく僕は東京に残るから。」
 慎吾:「俺も残る!」
  剛 :「僕も!」
 ママ:「拓也も慎吾も剛も本当にありがとう。でもママその気持ちだけで
     十分よ。だから安心して行ってらっしゃい^^」
 小百合:「そうよ、みんなには樹里の面倒もお願いするんだし。」
 パパ:「そうだよなぁ^^」

 とまぁ、男の子たちの企みは、あっけなく打ち砕かれた。そしてみんなで鎌倉に・・・みんな着いたら早速海へ・・・鎌倉のおばあちゃんも一緒に海へ行き、いきなり樹里にふりまわされているが、何だか楽しそうではある。そんな中、亜理沙に元気がない。美穂と紀香が事情を聞くと、お気に入りの自転車が盗まれてしまったのだという。そんな悩みもなんのその、男の子たちは、次なる相談を・・・

 慎吾:「なぁ、どうする?由佳ちゃんのこと。」
  剛 :「誕生日に届くように、ここから手紙を出すってのはどうかなぁ?」
 拓也:「無理だよ、僕たち由佳ちゃんの家の住所も電話番号も
     知らないじゃん。」
  剛 :「そうだったぁ・・・」
 慎吾:「よし、俺いち抜けた。 由佳ちゃんにあげるきれいな貝がら
     探そっと。」

  剛 :「じゃあ、僕も。」
 拓也:「ずるいぞ、2人とも!」

 そんな男の子たちは置いといてぇ、家に帰った美穂は鎌倉のおばあちゃんに何やら耳打ちし、2人で外出する。それは、盗まれた亜理紗と同じ型の自転車を予約しに行ったのだったが、亜理紗の思いは、少し違っていた。亜理紗の盗まれた自転車は、1学期の成績が上がったご褒美にパパ(周平おじさん)に買ってもらったもので、いくら同じ型の新しい自転車を買ってもらっても、全然価値が違うのであった。美穂は、そんな亜理紗の思いも考えずに突っ走った事を反省する。

〜今日のひとこと〜
 今年も鎌倉編に突入です。男の子たち、必死にプレゼントの貝がらを集めてたけど、それって絶対プレゼントしても「何これ???」ってな感じで、冷たくあしらわれるってのが、目に見えてるよね^^;
 あと、桃子ママ・・・一人なのにテンション高すぎ^^;

第17回
8月10日(火)
 周平おじさんが、前にフラっと東京の桜井家に来たことがあったが、その時に言い出せなかった話とは、リフォームするのに、お金を借りに来たのではなく、転職を決意し、ラーメン屋を始めるつもりだった。そして、「友だちに会う。」と言って、出て行き、夜遅くに帰って来た周平おじさんに良介パパが問いつめていると、慎吾を先頭に五つ子たちが部屋に入ってきて、五人は周平を応援するという。でも亜理紗はひとりうかない顔をしていた。そして次の日、周平おじさんが出かけた後・・・

 周平:「亜理紗・・・行ってくるね。」
 亜理紗:「・・・・・・」
 慎吾:「あれ?亜理紗ちゃん、どうしたの?」
 亜理紗:「慎吾くん、昨日の夜ウチのパパのこと、カッコいいって
       言ったよねぇ。」
 慎吾:「うん、だって、いきなりラーメン屋さんになるなんて、
     すごいじゃん!」

 亜理紗:「亜理紗は、ちっともカッコいいなんて思わないよ・・・
       カッコ悪いよ。」
 慎吾:「亜理紗ちゃん・・・」
 亜理紗:「パパは、もう亜理紗の自転車のことなんて、どうでも
       いいんだよ。」
 慎吾:「亜理紗ちゃん・・・」

 慎吾のいない子ども部屋では、今の状況を見て、自分たちでできることをみんなで考え、今、自分たちにできる事は、亜理紗を元気付けることだという結論になり、「亜理紗ちゃんを誘って海へ行こう!」と盛り上がる4人と樹里。しかし、さっき亜理紗と廊下で話しをして、亜理紗の気持ちを知った慎吾は、「俺は、行かない!」と家を飛び出してしまった。しかし「昼には帰る。」と言っていた慎吾だが、昼を過ぎても帰って来ない・・・

 パパ:「あれ?おい、慎吾のやつまだ帰って来ないのか?」
  剛 :「うん、お昼までには戻るって言ってたよ。」
 パパ:「お昼?お昼ったってもうとっくに過ぎてんじゃないか、お昼・・・」
 拓也:「あーっ、そう言えばそうだね。」
 パパ:「しょうがねぇなぁ。」
 慎吾:「ただいまー。」
 美穂:「あっ、帰って来た。」
 パパ:「慎吾、どこ行ってたんだ、心配するじゃないか。」
 4人:「慎吾ぉ。」
 パパ:「紀香、ちょー麦茶持ってきてやれ。」
 紀香:「うん。」
 美穂:「どうしたのよ慎吾、汗だくじゃないの。」
 パパ:「お前、この暑い中ずっと外にいたのか?」
 慎吾:(黙ってうなずく)
 拓也:「一体何やってたんだよ。」
 紀香:「どうしたの、慎吾。」
 慎吾:(黙って麦茶を飲む)
 美穂:「慎吾・・・」
 慎吾:「・・・探してたんだ。」
 拓也:「探してた?」
  剛 :「何を?」
 慎吾:「自転車・・・亜理紗ちゃんの自転車。」
 4人:「えーっ!?」
 美穂:「なんで?どうしてひとりでそんなことを・・・」
 慎吾:「今、亜理紗ちゃんを一番元気にする方法は、自転車が
     見つかることだと思ったんだよ。それに俺、亜理紗ちゃんの
     ことを考えないで、周平おじさんのこと、カッコいいなんて
     言って・・・悪かったなって・・・」

 美穂:「それで慎吾、海来なかったんだ。」
 拓也:「町中探しまわってたの?」
 慎吾:「うん、駐輪場とかいっぱい自転車がある所を順番に
     見て行けば、きっとあるって思ったんだ・・・でも・・・」

 拓也:「やっぱり・・・なかったのか・・・」
 パパ:「そっか・・・」
 慎吾:「ん〜ん。」(首をふる)
 美穂:「えっ、見つかったの?」
 拓也:「やったじゃん!」
 美穂:「ねぇ、どこにあるのよ、その自転車・・・慎吾・・・?」

 そして、慎吾に亜理紗の自転車を見つけた場所に案内されると、そこには、ボロボロに壊された亜理紗の自転車が乗り捨ててあった。みんなはその自転車を見て絶句・・・でも、パパだけは笑顔だった。この程度なら十分に直せるというのだ。早速壊れた自転車を持ち帰り、新品同様に・・・とまではいかないにしても、きれいに元通りに直って、亜理紗にもやっと本当の笑顔が戻った。

〜今日のひとこと〜
 いつも慎吾はカッコいいんだけど、今日の慎吾は更にカッコよかったね*^^* あれが多分、美穂なら推理で、拓也ならデータで大方の予想をはじき出して、捜査にあたったんだろうけど、片っぱしから、走って探し出すなんて、やっぱ慎吾って体育会系だよね。

第18回
8月11日(水)
 今日の朝ごはんも周平おじさんの問題で空気が重い・・・。しかし美穂はそんな雰囲気なんてどこ吹く風・・・自転車泥棒を捕まえようと捜査会議を開く。

 美穂:「さっ、そろそろ自転車泥棒の捜査を始めるわよ。」
 紀香:「犯人なんて、本当に見つかるのかなぁ・・・」
 拓也:「無理だと思うけど。」
 慎吾:「自転車探すのだって、すっげぇ大変だったんだから。」
  剛 :「あのさぁ、パパに黙ってこういうことしていいのかなぁ?」
 美穂:「剛、今おとなたちは、周平おじさんのことで、それ所じゃ
     ないでしょ。
     逆に話したら迷惑よ!め・い・わ・く!!」
  剛 :「そうかなぁ・・・」
 美穂:「何よ、やりたくないの?」
 4人:「・・・・・・」
 亜理紗:「ん〜ん、亜理紗はやりたい!」
  剛 :「亜理紗ちゃん。」
 亜理紗:「だって、犯人が捕まれば安心だもの。町の平和にも
      なることだし。」
 美穂:「偉いわ、亜理紗ちゃん。」
 紀香:「そうだね、のんちゃんも頑張る!」
 慎吾:「よし、俺も。」
  剛 :「僕も。」
 樹里:「樹里もやる!」
 拓也:(困った顔で)「しょうがないなぁ・・・」
 美穂:「そう来なくっちゃ。じゃあこれから二手に分かれて、
     聞き込みするわよ。」
 紀香:「聞き込み?」
 美穂:「そう、ガイシャを見つけて、話を聞くの。」
 拓也:「普通に被害者って言えよなぁ・・・」
 美穂:「恵おばさんも言ってたでしょ。自転車盗難の被害にあってる
     ひとがいっぱいいるって。」
 紀香:「うん、新しい自転車ばっかり盗むんでしょ?」
 美穂:「あたしの推理によると、99.99%同一犯と見て間違いないわ。
     だから、証拠とそのその犯人の手がかりをつかむのよ!」
 亜理紗:「わかった。」
 美穂:「じゃあ皆の者、健闘を祈る。」
 樹里:「頑張るぞ!」
 全員:「オーッ!!」

 そして、五つ子と樹里、亜理沙の7人は手分けして聞き込みを始めた。そして男の子チームも女の子チームも、被害者を一人ずつゲット! そしてふた組の似顔絵を合わせると、どうやら、同一人物で、眼鏡をかけた、30歳くらいの男らしい。その夜、亜理紗も一緒に五つ子たちと寝ていたのだが、樹里の寝ぞうの悪さにみんなが苦しみながらも、美穂は犯人を捕まえる気満々でいた。
 その頃、東京の桜井家では、小百合が仕事を一日で辞めてしまったことが発覚!その上やっとかかってきた西園寺さんからの電話を小百合は素っ気なく切ってしまい、千絵子おばあちゃんと大喧嘩になってしまう。 でも実は小百合は、会社を辞めたのではなく、クビになったらしい。

〜今日のひとこと〜
 今日の話は、子どもたちより、リフォームのことや、さーちゃんの離婚問題が話の中心になっていたので、五つ子たちのセリフは、超少なかったよね。
 でも今日は慎吾ファン必見!美穂が「謎は解けたよ、ワトソンくん。」の後の慎吾の
「誰だよ、ワトソンくんって。」のセリフの時の顔・・・なかなかgoodぢゃあなかったかい? あと、夜寝ている時に、樹里に顔を蹴られていた時のシーンで、足が当る前の笑顔の寝顔が良かった*^^*

第19回
8月12日(木)
 ママとパパが鎌倉のおばあちゃんの様子を電話で話しているのを偶然聞いたさーちゃんは、桃子ママを鎌倉へと向かわせる。一方、捜査司令官の美穂が主導する連続自転車盗難事件捜査本部は捜査会議を開き、次に犯人が自転車を捨てる場所を割り出した。

 美穂:「・・・で、次に10日の火曜日。亜理紗ちゃんの自転車が発見
     されたのが2丁目のゴミ集積所よね。」
 亜理紗:「うん、え〜っとここは・・・8番地。」
 樹里:「OK!」(地図に印を書き込む)
 美穂:「・・・で、最後に、昨日発見されたばかりのお兄ちゃんの自転車・・・
     あれは確か1丁目の・・・」
 亜理紗:「10番地だよ。」
 樹里:「OK!」(地図に印を書き込む)
 美穂:「以上。」
  剛 :「これで全データか・・・」
 拓也:「・・・って言ってもたった3件だけど。」
 全員:「ん〜・・・」
 紀香:「こうやって地図にしてみれば、何かわかると思ったんだけど・・・」
  剛 :「全然わかんないや。」
 慎吾:「やっぱりこのまま迷宮入りだな。」
 美穂:「そんなことないわよ、私の勘によれば、多分犯人は次どこに
     捨てるのかっていうヒントを何か残してるハズよ。」
 紀香:「予告してるの?」
 慎吾:「まっさか・・・」
 美穂:「あーっっ!ちょっと静かに・・・降りて来そう・・・」
 慎吾:「何か危ねぇ女・・・」
 美穂:「わかった!!」
 亜理紗:「美穂ちゃん、ホント?」
 美穂:「うん見て。4丁目、2丁目、1丁目・・・でもまだ3丁目は
     捨てられてないわ。次怪しいのは断然3丁目よ!」
 拓也:「何だ・・・そんなの誰だって想像つくよ。」
 美穂:「推理はここからよ、ここから。いい?まず拓也たちが話を聞いた
     おじさんの自転車が発見されたのが9日の日。場所は
     4丁目の5番地。」
 拓也:「それが?」
 美穂:「4と5をたすと9よね?・・・で、次に亜理紗ちゃんの自転車が
     発見されたのが、10日の2丁目の8番地で発見。これもたすと?」
 亜理紗:「あっ、10・・・10日。」
  剛 :「昨日は11日。発見されたのは1丁目の10番地・・・すごい!
     3つとも同じ法則だ。」
 美穂:「そう!・・・って言うことは、今日は12日だから犯人は3丁目の
     9番地に捨てるハズよ!」

 そして、3丁目の9番地の公園のゴミ集積所を張り込む子どもたち。しかし、残念ながら、そこに犯人は現れなかった。失敗したって言う空気が漂い始め、みんなが家に帰っている途中、偶然に犯人に出くわすという幸運に恵まれた。皆で追いかけたにも関わらず、犯人に逃げ切られそうになった時、勤務中の周平おじさんが現れ、刑事ドラマのような活躍で、みごと犯人を逮捕した。
 その夜、みんなの前で周平おじさんは、”新しい気持ちで、これからも警察の仕事を頑張っていく”と宣言し、今回のゴタゴタも何とかこれで一件落着した。

〜今日のひとこと〜
 あたしの推理では、絶対周平おじさんは友だちに騙されて、そのまま100万取られてしまうって思ってたんだけど、やっぱ爽やかな昼ドラ^^ 全然違ってたね。何となく100万円も返って来そうな感じもする^^;
 あと、自転車泥棒の犯人なんだけど、走るのバリ遅い!あれだったら、絶対慎吾なら余裕で追いついてたハズ!みんな体育でイヤイヤ走らされてるマラソンみたいな走り方じゃなかったかい?
 鎌倉編に入ってから、ちょっと慎吾の出番が少なくて、ちと物足りない今日この頃です・・・

第20回
8月13日(金)
 由佳の誕生日がいよいよ明日に迫った日の夜、五つ子Boy’sは、パパとママに東京へ帰らせて欲しいと頼みに来た。桃子ママは3人が急に帰ったら鎌倉のおばあちゃんが寂しがるからと3人を説得し、明日、由佳ちゃんに「おめでとうコール」をするということで3人も納得した。しかし鎌倉のおばあちゃんがその話を立ち聞きしていた・・・。次の朝、「今日は何がしたい?」と五つ子たちに聞かれたおばあちゃんは、「今日は東京に帰りなさい。」と、みんなを東京へ帰らせてあげる決意をしていた。 そんなこんなで、東京に帰るまでの残り時間を五つ子たちは、おばあちゃんにマッサージをしてあげたり、おばあちゃんの机をプチリフォームしたり、庭でバーベキューをしたりと、鎌倉のおばあちゃんと過ごせる時間を満喫した。
 そして、東京へ帰ってきて、ちょうど塾から帰る途中の由佳を見つけ、五つ子Boy’sはプレゼントの貝殻を渡そうと差し出した。すると由佳は、急に泣き出した。 そんな由佳を家に招待して、桃子ママも店長さんに電話して、OKをもらい、由佳の誕生会の準備が始まった。

 ママ:「これでよしっ^^」
 パパ:「ただいまぁ。」
 全員:「おかえりなさ〜い。」
 拓也:「おっ、いっぱい買って来たねぇ。」
 ママ:「ご苦労さまぁ。」
  剛 :「あれ?さーちゃんと樹里ちゃん、一緒じゃなかったっけ?」
 パパ:「おばあちゃんとこ。一緒にちらし寿司作るってさ。」
 慎吾:「やったぁ、楽しみにしてて、由佳ちゃん。おばあちゃんの
     ちらし寿司はすっげぇ うまいから。」

 由佳:「うん。」
  剛 :「あっ、パパは焼きそば作ってよ。」
 拓也:「そうだよ、由佳ちゃんに食べてもらわなくちゃ。」
 パパ:「よぉし、わかった!」
 美穂:「・・・とくれば、ママがケーキ担当ね。」
 ママ:「了解!」
 美穂:「ウチはね、毎年誕生日になると、必ずママがケーキ焼いて
     くれるんだよ。」
 由佳:「・・・・・・」(笑顔が消えて下を向く)
 ママ:「由佳ちゃん、甘いもの苦手じゃないわよね?」
 由佳:「・・・はい。」
 ママ:「あっ、そうだパパ、どこかにテーブルクロスがあったハズ
     なんだけど・・・」
 パパ:「おーおー、OK牧場! 探させて頂きます。」
 紀香:「でもママ、今から焼いて間に合う?」
 ママ:「大丈夫、焼かなくてもいいケーキにするから。紀香も手伝ってよ。」
 紀香:「うん。」
 慎吾:「あーっ、俺も 俺も 俺も・・・」
 拓也・剛 :「僕も、僕も・・・」
 ママ:「じゃあ、手洗ってらっしゃい。」
 全員:「はーい。」
 拓也:「由佳ちゃんも行こっ。」
 ママ:「あっ・・・ねぇ、由佳ちゃん、一緒に作りましょうよ。」
 由佳:「・・・本・・・呼んでても いいですか?」
 ママ:「えっ・・・えぇ・・・」

 その後、当然洗面所で「なんで由佳ちゃんの前で、『毎年誕生日にはママがケーキを焼いてくれる』といったのか!」と男の子たちとケンカになる。そんな重い空気の中、ケーキ作りが進む。

 ママ:「よし、あとは上にフルーツを乗せて完成。」
 紀香:「うわぁ、あっという間だね。」
 ママ:「でしょお、これはね、トライフルって言って、イギリスではとっても
     ポピュラーなデザートなのよ。」
 パパ:「さすがママ、色々知ってるねぇ。」
 慎吾:「よーし、俺いちご乗ーせよっ。」(いちごを鷲づかみにする)
 拓也:「あーダメダメ、いい加減に乗せちゃダメ!1個ずつ乗せて
     行かなくっちゃ。」
 紀香:「美穂、次バナナ取って。」
 美穂:「・・・・・・」(由佳の方をじっと見ながらエプロンを脱ぐ)
 紀香:「どうしたの?美穂・・・」
 ママ:「美穂。」
 美穂:(黙って由佳の前に立ち、読んでいる本を取り上げる)
 慎吾:「何すんだよ!美穂。」
 美穂:(ふと笑顔になり)「自分で作る誕生日ケーキってのも、
                悪くないわよ。」
  剛 :「そうだよ由佳ちゃん。一緒に作ろうよ。」
 拓也:「その方が楽しいよ。」
 慎吾:「絶対美味しいって。」
 紀香:「そうしよっ。」
 由佳:「・・・うん。」
 美穂:「行こっ。」

 美穂の機転で由佳もようやく打ち解け、一緒にケーキ作りをする事に・・・。そしていよいよお誕生会の開始。千絵子おばあちゃんに「将来の夢は?」と聞かれ、由佳の答えた将来の夢はキャビンアテンダント。(※スッチーの事ね^^) その制服姿を想像して、男の子たちとパパまで、デレデレ・・・そしてご馳走もほぼ食べ終わり、いよいよケーキを食べようとするが、ここで桃子ママがローソクを用意してなかったことが発覚!結局いつものように良介パパが「いいよ、いいよ。」って自分が買いに行こうとした時、ちょうどケーキを持って店長さん(由佳のママ)がやって来た。2つのケーキに6本ずつローソクを立て、一気に吹き消す由佳。いつしか由佳は素敵な笑顔の女の子になっていた。

〜今日のひとこと〜
 由佳ちゃん初登場の時から、「この子は最後にはみんなと打ち解けるんだろうなぁ。」と思っていだけど、こんなに早く心を開いてくれるなんて。今日の美穂はコーディネーターとしては抜群の間で、由佳の心の隙間に入って行きましたねっ^^v 由佳は最終回までには、誰か一人を選ぶんだろうか・・・