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コホー族(Coho)

 コホー族とマー族は非常に似た言語は話すが、決定的に違うのが社会基盤となる制度。マー族は父系制だが、コホー族は母系制。
 以下コホー族の各集団を簡単に紹介する。
  • スレ集団・・・・ラムドン省各県に居住しているがその中で一番多いのがジーリン県。主食は米で水稲耕作を行う。スレはコホー語で田の意味。
  • ノップ集団・・・・ジーリン県とファンティエットをつなぐ六号線沿いのジーリン県南部に居住している。他の各民族との交流を通して、特にチャム族と交流。彼等は檳榔を食べる。主食は米。焼き畑を行う。
  • コゾン集団・・・・ジーリン県東南のザバック(家北)地区、ノップ支族に隣接して居住。現在、ジーリン県ディンチャンホア社に集中して住んでいる。主食は米。焼き畑を行う。
  • チン(チル)集団・・・・以前、ランビアン高原の北、西北部のクロン・ノ河、クロン・ブン河上流の高山地区に住んでいた。長い間遊耕生活をしているうちに南部に移ってきてダーラットの北部、東北部に現在居住。ラート族と隣接して住んでいる。米帝国主義のもと、チン族はドンユオン県、ドゥクチョン県の交通路沿いの戦略村に入れられた。その為彼等の居住地域や生活経済は著しく変わってしまった。主食は玉蜀黍。焼き畑を行う。
  • ラート集団・・・・ラート社に集居し、一部はダーラート市鎮周囲の谷間に住んでいる。ベト族との交流関係が深く、その為生活レベルも一番高い。主食は米。水稲耕作を行う。
 
 
チャウ トーの倉と
母屋
母屋 キン族に依頼して建てたチャウ トーの家 収穫祭に立てる柱  
   
チャウ トー チャウ トー チャウ トー yang    
 
スレ集団 祭壇 yang スレ集団のご飯入れを作る光景。ご飯入れはマー族と同じ形! チル集団親族名称 ラート集団
ランビアンにて
ラート集団
ランビアンにて
 私はコゾン集団の名前は聞いたことがあるが、あったことはまだない。逆にチャウ トー(上流の人)と自称する人々はたくさん会った。彼らは自分たちが他民族からコホー族と呼ばれているという認識はある。 このチャウ トーはチャム族から酒甕を買い、それをより内陸部にいるマー族などに売り歩いていたらしい。マー族やスティエン族に酒甕の来歴をきくと「チャム族が作ったけど買ったのはチャウ トーからだ。」とよく聞く。
 私の訳書
『ランビアンの事蹟』にはたくさん昔話&解説が載っています。

モン・クメール語系(Mon-Khmer)

南アジア語族(Austroasian)

マラヨポリネシア語族(Malayo-Polynesian)

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