新美南吉童話集から

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正坊とクロ

村むらを興行(こうぎょう)して歩くサーカス団がありました。十人そこそこの軽業師(かるわざし)と、年をとった黒くまと馬二とうだけの小さな団です。馬は舞台に出るほかに、つぎの土地へうつっていくとき、赤いラシャの毛布などをきて、荷車をひくやくめをもしていました

底本:「牛をつないだ椿の木」角川文庫、角川書店他
   1968(昭和43)年2月20日初版発行
   1974(昭和49)年1月30日12版発行
入力:もりみつじゅんじ
校正:渥美浩子
ファイル作成:もりみつじゅんじ
1999年7月4日公開
1999年8月28日修正


赤い蝋燭

山から里の方へ遊びにいったさるが一本の赤い蝋燭ろうそくを拾いました。赤い蝋燭は沢山たくさんあるものではありません。それで猿は赤い蝋燭を花火だと思い込んでしまいました。

底本:「新美南吉童話集」岩波文庫、岩波書店
   1996(平成8)年7月16日第1刷発行
入力校正者:浜野 智
1999年3月1日公開
2003年10月12日修正


王様と靴屋

ある日、王さまはこじきのようなようすをして、ひとりで町へやってゆきました。
 町には小さな靴屋くつやがいっけんあって、おじいさんがせっせとくつをつくっておりました


朗読  朗読グループめだか  平澤照子


底本:「ごんぎつね 新美南吉童話作品集1」てのり文庫、大日本図書
   1988(昭和63)年7月8日第1刷発行
底本の親本:「校定 新美南吉全集」大日本図書
入力:めいこ
校正:鈴木厚司、もりみつじゅんじ
2003年9月29日作成


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