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三四郎の魂がふわつき出した。講義を聞いていると、遠方に聞こえる。わるくすると肝要な事を書き落とす。はなはだしい時はひとの耳を損料で借りているような気がする。三四郎はばかばかしくてたまらない。
「講義がおもしろいわけがない。君はいなか者だから、いまに偉い事になると思って、
底本:「三四郎」角川文庫クラシックス、角川書店
1951(昭和26)年10月20日初版発行
1997(平成9)年6月10日127刷
入力:古村充
校正:かとうかおり
2000年7月1日公開
2004年2月28日修正
青空文庫作成ファイル:
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朗読 籾山久雄
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