音訳文庫 声の図書室の提案

   2002.3.1

素晴らしい本へのアプローチとして、声で聞く図書室(音訳文庫)を作ろうと思います。
    

書物は、本来文字による情報の伝達の手段でしょうが、世の中には、目に障害を持たれる方や、年を取って細かい文字を読むのがつらくなってきた方々等,文字情報の入手が困難な方々が多くいられます。

又、今本を読まなくなった若者が増えているといいます。

私たちは、子供の頃、父や母、祖父や祖母から本を読んでもらった記憶があります。
それは、本の面白さと同時に家族の暖かさを伝えてくれたように思います。
小学校や中学校で先生も本を読んでくれました。私も、芥川の”蜘蛛の糸”や漱石の”坊ちゃん”等を読んでもらった記憶があります。
本に興味のわかない子が、こうした声で聞く本によって、少しでも本に興味を持ってくれたら幸いです。

本の音声化は、目の不自由な方々を対象に,各地の図書館等が中心となって、音訳ボランティアの人々によってなされています。
新しい本や雑誌が多いようですが、著作権の問題もあり、その貸し出しは視覚障害の認定を受けた方にほぼ限定されています。又、音訳本の数も不十分です。
本は、本来、多くのものが提供され、誰にも干渉されず、自分の好きなものを好きなときに読めることが基本です。

声の図書室は、そんな おおそれた環境づくりを提案していきたいと思います。


著作権の関係で、この声の図書室で読めるものは、当面、著作者の死後50年を経過した、いわゆる保護期間の切れたものに限りますが、それでも、
夥しい日本の名作があります。もちろん、毎年その数は増加していきます。
著作権についてはここが参考になります。
http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html
なお、03年6月12日付けで著作権法が一部改正されました。映画等の著作権は50年から70年になりました。

これらをすべて音声化するのには、そして、それを誰にでもいつでも聴いていただけるようにするのには、気の遠くなるような膨大なエネルギーが必要です。


私一人ではどうにもならないかもしれません。主旨にご賛成の方 お助けください。

                       
                                                                               声の図書室     hisaomomi@wa2.so-net.ne.jp

2003.6.15更新

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